Super GT:第二日決勝

ガマンのレースを続け、8位入賞

日付 4/19
天候 晴れ
気温 23℃
開催地 鈴鹿サーキット
路面状況 ドライ

決勝レポート

朝のフリー走行では、前日から引き続きクルマのセットアップを進めたNo.24 HIS ADVAN KONDO GT-R。レースでのタイヤマネージメントがしやすいよう、最後まで微調整を行い、決勝を迎えた。決勝でスタートドライバーを務めるのは、いつもどおりJ・P・デ・オリベイラ選手。ライバルたちよりピットインのタイミングを遅らせ勝負のチャンスを広げようという作戦で挑んだが、惜しくも今回はチームに厳しい展開が待ち受けた。

その原因のひとつが、リニューアルされたコースの路面だった。前半の一区間は新たに舗装されたものだが、その先はこれまでどおり。このためタイヤのグリップレベルが異なる路面をコントロールする必要に迫られ、KONDO RACINGらしいレース運びをするのが難しくなった。これにより、オリベイラ選手はレース折り返し前となる23周終了でピットイン。待ち構えた荒聖治選手が当初の予定より多い距離を担当することとなった。

残り周回数を考慮し、クルマにはオリベイラ選手とは異なるタイヤを装着。手際よく作業を済ませ、コースへと送りだそうとしたが、このとき、他車との接触で損傷していた左前後のフェンダーの修復をオフィシャルから指摘され、ピットを離れるタイミングが遅くなってしまった。この後、コースに向かった荒選手は巧みなタイヤコントロールを見せ、我慢強く周回を重ることに成功。9位でフィニッシュした。なおレース後、上位入賞の1台にペナルティが出てタイム加算が行われたため、No.24 HIS ADVAN KONDO GT-Rは8位にポジションアップし、鈴鹿の戦いを終えた。

近藤監督のコメント

近藤監督

ウチにとっては課題の残るレースでした。思いのほかオーバーステアがキツく、JP(・デ・オリベイラ選手)が苦戦していましたからね。なので予定よりもずいんぶん早くピットインすることにして、荒にはまた異なるタイヤを装着させて走ってもらいました。でもこちらもうまくグリップせず厳しかったようです。色んな意味でチームの作戦が裏目に出てしまったレースでした。ただ、苦しい内容ながらポイントが取れてよかった。富士ではまたたくさんポイントを獲れるよう、挽回します。

Joao Paulo de Oliveira選手

Joao Paulo de Oliveira

最終的にはポイントが取れたので、ラッキーでした。レース内容は別として、チャンピオンシップ争いをするためには、ときにこういう運も必要だと思います。僕のスティントは想像以上に厳しい展開となりました。周回数を伸ばすことができず、ピットインのタイミングも予定より早くなってしまいました。路面の一部が新たに舗装されていたことがチームにとっては裏目に出てしまいました。2週間後にはすぐ富士でのレースがあるので、いいレースをしたいと思います。

荒 聖治選手のコメント

荒 聖治選手

開幕戦での勝利によるウェイトが原因で、クルマの動きが悪いとか、乗りにくいという状態ではなかったんですが、今回は、周りクルマとの速さに差がありすぎたという感じがありました。また改めてこの差を詰めていくよう、これからのタイヤを作っていこうと思います。もうちょっとウェイトを積んでいてもタイムが出せるようにしたいですね。後半は比較的安定して自分たちのペースで走れたし、8位でポイントを取れたのは悪くない結果だと思います。

エンジニアのコメント

エンジニア

朝のフリー走行でセットアップの方向性も出たものの、レース本番で満足のいく仕様にクルマを仕上げるまでいきませんでした。色々試してはみたものの、特にコースの前半と後半の路面コンディションの差が大きいのが響きました。路面の攻撃性が高く、JPがドライブ中、オーバーステアになったのも路面の影響です。富士のレースでは、また色々と作戦を考えて挑みたいと思います。

リザルト

決勝結果

GT500
Pos. No. TEAM DRIVER LAP TIME/DIFF WH
1 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン 52 1:54'52.997 10
2 36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー 52 0'01.888
3 12 IMPUL カルソニック GT-R 松田 次生/セバスチャン・フィリップ 52 0'05.210 16
4 6 ENEOS SC430 伊藤 大輔/ビヨン・ビルドハイム 52 0'09.585 2
5 18 ROCKSTAR 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史 52 0'13.897 30
6 17 KEIHIN NSX 金石 年弘/塚越 広大 52 0'15.354 12
7 35 KRAFT SC430 石浦 宏明/大嶋 和也 52 0'17.532 4
8 24 HIS ADVAN KONDO GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒 聖治 52 0'20.330 40
9 32 EPSON NSX ロイック・デュバル/中山 友貴 52 0'24.063 8
10 39 DUNLOP SARD SC430 アンドレ・クート/平手 晃平 52 0'25.904

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

Fastest Lap

No. TEAM LAPTIME
38 ZENT CERUMO SC430 1'56.817