今回は、予選でポールを獲りに行くぞとふたりのドライバーにハッパかけてたんです。（佐々木）大樹にも、まずQ1のトップを獲ってこいと送り出しました。結果、とてもいいアタックを見せてくれましたよね。それを受け継いで、クルムも激励したんですが、あいにくのあのコンディションになってしまい…。僕たちが今持っている道具として、対応できるものがなかったということです。これは辛かったですね。ライバルたちに比べてもあの天候に対処できないという事実は変わりませんから。スリックだろうがレインだろうが、チームとしていいアタックができるコンディションではなかったですね。ドライバーにアタックできる道具を用意できなかったチームの責任でもあります。ただ、厳しい中でも少しずつ進歩は続けています。成果も出ているので、諦めずに続けていきます！

もう何も言えないですね。前回のSUGOと同じように、あのコンディション（Q2中の雨）は僕らのクルマがアタックできる状況ではありませんでした。結果、ライバルより大きく遅れをとってしまいました。本当に悔しいですね。勝負したいという気持ちを持っているのがレーシングドライバーなのですが、それができないのは本当につらいです。

今朝の練習走行では、周回数が少ないわりにはいいタイムがずっと出ていました。それで自信を持つことができ、予選でもしっかりとアタックできたのですが、トップグループのドライバーとタイムを比較すると、まだまだだと感じました。やはり簡単ではないですね。でもあとひと踏ん張りすればいいということもわかったので、引き続き頑張ります！

前回の富士（第2戦）からは仕様も色々と変わった中、いいところとまだ悪いところはあるのですが、ドライのセッティングでは他車と勝負できるところまで来てました。なので、予選では上位を狙っていたのですが…。まずQ1では赤旗中断で水を差され、タイヤマネージメントが台無しになったし、Q2は、タイヤとの相性が悪い天候の中でのアタックとなりました。毎回チャンスが巡ってこないですね。 とはいえ、そういう中で色々準備しているものもあるので、少しでも不利な状況にならないようにはしているのですが…。悔しいですね。