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Race Report - 第2戦 富士スピードウェイ

一日目 予選(8月8日・曇/ドライ)

予選レポート

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、約3カ月遅れの開幕戦から3週間のインターバルを経て、第2戦が再び富士スピードウェイで開催された。今大会も開幕戦同様、無観客での開催となったが、土曜日に公式練習と予選、日曜日決勝の通常スケジュールにて行われた。また、GT300クラスは、車両重量差による優位性の均一化の為、4輪全てのタイヤ交換が義務付けられた。開幕戦を4位で終えた56号車 リアライズ日産自動車大学校 GT-Rは、 ウエイトハンデ24Kgを背負い今季初の表彰台を目指した。
午前9時45分、サーキット上空に雲がかかっているものの、気温28℃、路面温度39℃、湿度70%というドライコンディションの中、公式練習のセッションがスタート。No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R は、クラス7番手となる1分37秒956をマーク。午後の予選に向けてセットアップの最終調整を行った。
迎えた午後2時30分、GT300クラスの予選が2グループに分かれて行われ、予選Bグループとなった56号車は、藤波選手がQ1を担当し、Q2進出の条件となる上位8台以内を目指した。制限時間10分の間、タイヤを十分に温めてからアタックし1分37秒560をマーク。グループ5番手につけQ1を見事突破した。続いて予選Q2は、ポールポジションを目指してJ.P.オリベイラ選手が担当、トップと約0.7秒差の1分36秒980を記録するも、重量が軽い車両(JAF-GT規格・マザーシャーシ)が速さを見せ、56号車は結果予選8位となった。

公式予選記録

GT300

Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 WH
1 6 ADVICS muta MC86 阪口 良平/小高 一斗 1'37.441 1'36.270
2 55 ARTA NSX GT3 高木 真一/大湯 都史樹 1'37.479 1'36.378 12
3 2 シンティアム・アップル・ロータス 加藤 寛規/柳田 真孝 1'36.775 1'36.419
8 56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R 藤波 清斗/J.P.デ・オリベイラ 1'37.560 1'36.980 24

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

Q1

No.25 佐藤公哉 当該ラップタイム削除 (SpR.18-1「走路外走行」)

No.18 松浦孝亮 当該ラップタイム削除 (SpR.18-1「走路外走行」)

No.56 藤波清斗 当該ラップタイム削除 (SpR.18-1「走路外走行」)

No.33 S.トン 当該ラップタイム削除 (SpR.18-1「走路外走行」)

二日目 決勝(8月9日・晴れ/ドライ)

決勝レポート

前日よりも気温が高いコンディションとなった決勝日、路面温度は40度まで上昇する中、 66周300Kmの決勝レースが行われた。予選8位のNo.56 リアライズ日産自動車大学校 GT-Rは、スタートドライバーを藤波選手が務め、混戦の中順調なスタートを切った。
藤波選手は順調に周回を重ね、前方車両の追い抜きに成功し、レース序盤に6番手までポジションアップした。
そして24周目、56号車はルーティンワークの為、ピットインを遂行。メカニックによるノーミスの完璧なピット作業を終えて、マシンをコースへと戻した。チェッカーまで36周のロングスティントを任された J.P.オリベイラ選手は、落ち着きながらも熱い走りを披露し、ポジションアップを狙っていった。しかし、重量の軽い車両が決勝レースでも速さを見せ、約200Kgも重いGT-R GT3車両にとってポジションアップは容易では無かった。レース終了までコンスタントにレースは展開され、56号車はミスなくベストを尽くしたレース運びで5位でフィニッシュした。この結果により、56号車は6ポイントを獲得。シリーズランキングは、トップと11ポイント差の6位となった。
次戦は、2週間後の8月22日(土)、23日(日)に鈴鹿サーキットに場所を移し開催される。

決勝結果

GT300

Pos. No. TEAM DRIVER TIME/DIFF LAPS WH
1 2 シンティアム・アップル・ロータス 加藤 寛規/柳田 真孝 1:42'56.201 61
2 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人/山内 英輝 1.585 61
3 55 ARTA NSX GT3 高木 真一/大湯 都史樹 14.454 61 12
5 56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R 藤波 清斗/J.P.デ・オリベイラ 1 Lap 60 24

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

No.33 S.トン ドライブスルー (SpR.32-16「スタート違反」)

No.33 罰金100,000円 (SpR.25-6「ホイールの脱落」)

No.22 罰金100,000円 (SpR.25-6「ホイールナットの脱落」)

No.9 K.コッツォリーノ 競技結果に40秒加算 (Spr.13-11「2回の黒白旗提示」)


Fastest Lap

No. TEAM LAPTIME
4 グッドスマイル 初音ミク AMG 1'38.215

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