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Race Report - 第1戦 ツインリンクもてぎ

一日目 予選(2017年4月1日/曇り/セミウエット)

予選レポート

KONDO RACINGと日産自動車大学校との共同プロジェクトは6年目を迎え、ST-Xクラス連覇を狙うKONDO Racingはチャンピオンナンバーゼッケン「1」となったスリーボンド日産自動車大学校GT-Rで内田選手・藤井選手・平峰選手の3名のドライバーと共にスーパー耐久シリーズ開幕戦ツインリンクもてぎ大会に臨んだ。
去年まで全クラス混走の5時間レースとして開催されてきたが、今年はST-X,ST-3,ST-4をグループ1、ST-R,ST-1,ST-2,ST-5をグループ2とした2グループに分けて200分間レースとしての開催となった。
予選Aドライバー内田選手のセッションは限りなくウェットコンディションの中2'04.602で3位、Bドライバー藤井選手はドライコンディションの中1'50.239で2位となり、合計タイムで2位の3号車 ENDLESS ADVAN GT-Rに0.002秒差で予選3番手に甘んじてしまう。
ポールポジションを獲得したのは、8号車 ARN Ferrari 488 GT3。
日曜の決勝は、2列目からスタートダッシュを狙う。

公式予選記録

ST-Xクラス

Pos. No. TEAM DRIVER TIME DELAY
1 8 ARN Ferrari 488 GT3 永井宏明/佐々木孝太 3'54.332 -
2 3 ENDLESS・ADVAN・GTR YUKE TANIGUCHI/山内英輝 3'54.839 0.507
3 1 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R 内田優大/藤井誠暢 3'54.841 0.509

二日目 決勝(2017年4月2日/晴れ/ドライ)

決勝レポート

栃木、横浜。愛知、京都、愛媛の5校の日産自動車大学校の学生が参加する今大会は、多くのパートナー企業の方々、学生が見守る中、決勝日を迎えた。
200分間で争われる日曜日の決勝レースは好天に恵まれ、KONDO RACINGはチーム監督 近藤真彦の指揮のもと決勝レースをスタートした。
1号車スリーボンド日産自動車大学校GT-Rのスタートドライバーは藤井選手。スタート直後の1コーナーの先陣争いでトップに立つと僅差を保ちながら周回を重ね37週目にピットイン。交代した内田選手は徐々に差を広げながら32周走りピットイン。約20秒ほどのマージンを渡された平峰選手がそのまま逃げ切り、ディフェンディングチャンピオンとしての貫禄を大いに見せつけ今季1勝目を挙げた。
昨年以上にシビアなレース展開となったST-Xクラスの戦いは、チームの小さなミス1つで勝利はかなわない厳しい戦いであるが、チームは次戦SUGO大会に向けて気持ちを引き締めた。

決勝結果

ST-Xクラス

Pos. No. TEAM DRIVER LAP TIME
1 1 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴 105 3:21'38.886
2 3 ENDLESS・ADVAN・GT-R YUKE TANIGUCHI/山内英輝/元島佑弥 105 3:22'02.169
3 99 Y's distraction GTNET GT-R 植松忠雄/星野一樹/藤波清斗 105 3:22'52.403

藤井 誠暢選手のコメント

まずは2017年シーズンのスタートを幸先良く優勝で終えられ嬉しく思います。KONDORACING&日産自動車大学校チームとしては、昨年この学生プロジェクトにとって初のシリーズチャンピオンを獲得し、今シーズンはディフェンディングチャンピオンとして、追われる身として挑んだ、これまでとは緊張感もプレッシャーも全く異なるレースでした。もちろん、学生の皆にとっても、これまで以上に仕事の質を求められ「高いレベルで確実な仕事を当たり前にこなす」、精神面ではかなり重いプレッシャーの中での戦いだったと思います。そんな中で得られた今回の優勝は、今シーズンに向けて大きな自信となりました。決勝前のチームミーティングで、近藤真彦 監督より「ディフェンディングチャンピオンらしく、何があっても慌てず、誇りとプライドを持って戦うように」と指示がありました。今後も監督が言われた、このフレーズを頭に刻み続けて、更に強いKONDO RACING&日産自動車大学校チームになれるよう、次戦のSUGOへ向けて万全の準備を進めていきます。最後になりますが、沢山の応援をありがとうございました。

内田 優大選手のコメント

いよいよ今シーズンの開幕戦。この日を迎えるまでディフェンディングチャンピオンとしての責務や昨年以上の周囲の期待感から自分自身に期待よりも不安が大きかった。その不安を少しでも取り除く意味でもオフシーズンにしっかりと身体を作り込み、限られたサーキット走行時間の中で集中してトレーニングをして来ました。
そして迎えた決勝日。精神的にも張り詰めた緊張感の中、近藤監督からアドバイスやリラックスさせるために様々な工夫をして頂いたおかげで、自分は極めて高い集中力を保ちながらも、少しの余裕が生まれた状態で、担当スティントを走り切ることが出来ました。
また、藤井さんをはじめチーム全体が後押ししてくれ2位チームに約20秒の差をつけ、結果としてチーム一丸となり優勝出来たことは感無量です。
しかし次戦に向けてライバルチームも調子を上げて来ると思います。自分達はディフェンディングチャンピオンとして慌てずにしっかり一戦一戦を大事にミス無く戦い、大きな目標を達成したいと思います。
開幕戦から大きなご声援ありがとうございました。次戦も頑張りますので更なる応援の程よろしくお願い申し上げます。

平峰 一貴選手のコメント

ディフェンディングチャンピオンとして、迎えた開幕戦。
ライバル勢は、かなり力を付けてきていたので接戦になることは間違いないと思っていました。予想通り、ライバル勢は強かったですね。特に#99と#3は強かったです。沢山のプレッシャーもありましたが、チームが常に明確な指示を下さった事で自身のやるべき事に集中できたので感謝ですね。
結果的に予選3位そして決勝は優勝!チームそして内田選手と藤井選手と、みんなが一つになったからこその結果だと思います。個人的には昨年の以上に嬉しい優勝です。しかし、レースが終わった次の日には、既に次戦に向けての準備を進めています。ライバル勢は更に力を付けてきますからね。
第2戦は菅生。ここでもしっかり良い結果を残せる様、チーム一丸となって戦います!引き続き、応援を宜しくお願いします!

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