Super GT:第一日目予選

KONDO RACING、九州大会は予選14位から巻き上げを狙う!

日付 2011年6月4日
天候 晴れ
気温 24℃
路面状況 ドライ
路面温度 33℃(午後2時)

予選レポート

シリーズ第2戦の舞台は九州・オートポリス。すでに梅雨入りした日本列島ではあったが予選が行われたこの日は爽やかな初夏を感じさせる好天気に恵まれた。

日本でのレース2戦目を迎えたKONDO RACINGのNo.3 アンドレア・カルダレッリ選手。
午前中の練習走行ではコースに慣れ、タイヤのフィーリングをつかみ、マシンのセッティングを進めていくという数々のミッションを遂行することに徹した。

午後からの公式予選。ノックアウト方式の予選の為なんとしてもQ1を通過したいところだった。しかし十分に走り慣れていないコースで、タイミングよくタイヤを使ってのアタックを行うことにまだ戸惑いが残ったかライバルに遅れをとってしまう。
ラストアタックで自己ベストタイムの更新を果たすもポジションは14位どまり。12台が出走できるQ2への進出を惜しくも逃すことになった。

前回の鈴鹿は思わぬハプニングでリタイアに終わっているだけに、今回のオートポリスではなんとしても全54周の完走を果たしたい。

近藤監督のコメント

近藤監督

カルダレッリ選手にとって初めてのコースが続きますが朝のフリー走行から落ち着いた走りをしていましたね。
彼の持つ底力というものを見せてもらえたような気がします。
これなら、Q1、Q2と進めるのではないか…という思いもあったのですが、しかしながら現実は厳しかったですね。
ただ、レースで強い走りができると思っているのでしっかりと戦略を立て決勝に挑みたいですね。

選手のコメント

アンドレア・カルダレッリ選手

朝のフリー走行ではコースに慣れることが僕自身最初の仕事でした。
その後はマシンのセッティングなどを進めたのですが微調整も含めまずまずの状態だったと思います。
コースにも慣れてきたところでの予選でしたが中古タイヤでの感触もよくQ2に行けるだろうと思いました。
それからニュータイヤを装着したのですが思ったほどタイムが伸びなくて…。
決勝では最後まで走りきることで次戦に向けての準備もさらに進むと期待しています。

エンジニアのコメント

エンジニア

マシンの方向性を見出すというよりも試したセットの中で一番良いものでアタックしてもらいました。
しかしながら全然スピードが足りなかったようです。
改善はされていますが総体的に見てまだまだということでしょう。
短時間でニュータイヤをいかに使って、どのタイミングでアタックするかなど、まだ合わせきるのは難しいかもしれないですね。
でもレースではうまく力を発揮してくれると期待しています。

リザルト

公式予選記録

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Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 Q3
1 41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 塚越 広大 1'31.357 1'31.141 1'30.845
2 7 Team LeMans 大嶋 和也 1'31.513 1'31.294 1'31.303
3 32 NAKAJIMA RACING 小暮 卓史 1'31.911 1'32.023 1'31.332
14 3 KONDO RACING アンドレア・カルダレッリ 1'33.356 - -