第1日目 予選 Photo
スーパーラップで奮闘し、
WOODONE ADVAN KONDO Z、6番手に。
日付 2006年8月19日
天候 曇り
気温 28℃(午前3時現在)
開催地 三重県鈴鹿市・鈴鹿サーキット
路面状況 ドライ
予選レポート
Photo Photo
 公式練習の金曜日は、九州地方上空に留まる台風10号の影響を受け、時折土砂降りの中での走行となったSUPER GTの第6戦。しかしながら、予選日の土曜は朝から強い風を伴った曇天模様。心配された雨にはならず、蒸し暑さの中でアタックが行われた。
 今回は鈴鹿伝統の1000kmレース。長丁場ということもあり、#24WOODONE ADVAN KONDO Zでは、第3ドライバーとして、前回エリック・コマス選手の代役を務めた荒聖治選手を迎え入れ、3人体制で真夏の決戦に挑むことになった。
 午前の予選では、まずコマス選手がアタックを担当。ライバルよりも早いタイミングでアタックを始め、専有走行終了時には9番手につけた。GT300との混走に入ると柳田選手がコースイン。加えて荒選手も走行を担当し、3選手が順にセットの確認を行った。
 午後4時半過ぎに始まったスーパーラップ。コマス選手は前半セクションでのタイムロスを後半セクションでカバー。1'56.979のタイムをマークし、最終的に6番手を獲得。今シーズン最高位から明日の決勝を迎えることに成功した。
近藤監督のコメント
Photo 昨日のテストから、ちょっと欲をかいてしまいましたね。結果としてリアの足回りを色々やりすぎてしまったようです。もう少しいいポジションが狙えたと思うだけに、やはり悔しいです。決勝は長いレースになるので、走行中も色々と作戦を立てながら、対応策を練っていきたいと思います。
Erik Comas選手のコメント
Photo 金曜から土曜の午前にかけてのベストタイムが(1分)58秒1だったので、セットアップをSLの前に大きくセットを変更しました。事前チェックはできなかったけれど、この変更がいい方向に向かいました。スーパーラップでタイム(1分56秒9)を出すことができてホッとしました。決勝に向けて乗りやすいクルマにするために、明日のフリー走行でまた方向性を見つけることになると思います。
柳田真孝選手のコメント
Photo GT300との混走でコースインしたのですが、天気が不安定ということもあったので、とにかく急いでコースに出て、急いでアタックして、急いでピットに帰ってきた、という感じでしたね。1000kmという長いレースなので、無理することなく、でもちゃんと最後まで走り切ることを目標に頑張っています。今回、最高位からのスタートなので、そのチャンスを活かして3人そろっていい仕事をしたいと思います。
柳田真孝選手のコメント
Photo 金曜日はドライで走れてなかったので、今日が事実上のマシンチェックという感じでした。今日はスーパーラップに重点を置いたスケジュールだったので、少ない時間で3人が仕事を進めていかないといけない状態でしたが、特に問題はありませんでした。みんなでいいペースで走ることができれば、決勝もチャンスがあると思います。暑いレースになるでしょうが、気を引き締めて挑みたいと思います。
エンジニアのコメント
Photo もてぎでのテストで見つけたセットアップをもとに、今回のセッティングを行って、いい方向性を出すことができました。ドライバーも頑張ってくれたと思います。トップ10に残ってスーパーラップに出るために、他車の様子次第ではニュータイヤを2セット投入する予定もありました。午後の予選でセットを色々変えてみましたが、最終的にはスーパーラップの前にまたセットを変えてアタックしてもらいました。明日は色んな方向から勝負できるよう、これから考えていきます。
リザルト
 公式予選結果
       
 
GT500
Pos. No. TEAM DRIVER 1st Sess Super Lap WH
1 12 カルソニック インパル Z

B・トレルイエ
星野一樹
J・デュフォア

1'57.006 1'56.426 10
2 25 ECLIPSE ADVANスープラ 織戸 学
土屋武士
野田英樹
1'57.219 1'56.546 +2
3 8 ARTA NSX 伊藤大輔
R・ファーマン
金石年弘
1'57.044 1'56.633 50
6 24 WOODONE ADVAN KONDO Z E・コマス
柳田真孝
荒 聖治
1'58.158 1'56.979 +2
WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
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