セットアップに苦しみ、予選は11番手に終わる
日付 | 10/17 |
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天候 | 曇り |
気温 | 17℃ |
開催地 | オートポリス |
路面状況 | ドライ |
いよいよシーズンも大詰めを迎えたSUPER GT。第8戦の舞台は大分・オートポリスでの一戦となる。9月中旬には仙台ハイランドレースウェイでのタイヤテストを行い、手ごたえを得たNo.24 HIS ADVAN KONDO GT-Rは好成績を狙うべく、サーキット入りした。
午前中の公式練習はJ・P・デ・オリベイラ選手をメインに周回を重ね、9番手のタイムをマーク。午後からの予選に向けて、さらなるセットアップを進めたいところだ。
しかし実のところはセッティングの方向性が思うように定まらず、チームとして苦戦を強いられていた。
出来る限りの手を尽くし、予選に挑んだオリベイラ、荒聖治両選手ではあったが、タイムが伸び悩む。結局、アタックを担当したオリベイラ選手がマークした1分43秒982のタイムは11番手に留まることとなり、惜しくもスーパーラップへと駒を進めることができずに予選を終えた。
クルマに何かトラブルが起こったというわけではなく、速く走れる状態ではなかったということです。公式練習から予選までずっとそういう状況でした。
セットアップの方向性が合っていなかったということでしょう。
タイヤ選択も難しい状態でした。
どうすれば総体的に改善されるのか、今、一生懸命探しているところです。
セットアップを含め、明日は今日よりもいいコンディションで走れると思いますが、とにかくここしばらくポイントが獲れていないレースが続いているので、今週末は確実にポイントを稼ぐレースをしたいですね。
朝はJP(・デ・オリベイラ)をメインにしてセッティングを出す作業を続けました。今回はクルマのセットが決まっておらず、タイムを出すためにも、JPに集中してセッティングを担当してもらいました。
僕は最低限のクルマの確認と予選基準通過タイムをクリアするくらいで、今日はほとんど走ってないです。今日は、手ごたえがつかめないまま時間を過ごしてしまっているので、色々これから見直して、明日ガンバれるようにしていくだけです。とにかく残りのレースを全力で戦うだけです。
今回は持ち込みの時点で、セッティングを外すことになりました。9月中旬にハイランドでタイヤテストを行い、手ごたえもあったのですが、今回はセットがよくなくて朝から苦戦することになりました。
チームとしてオートポリスのデータが少ないということもあってまだまだ発展途上の状態ですが、ピンチのあとのチャンスということで、明日は朝のフリー走行で様子を見て、決勝の準備を進めたいと思います。
公式予選記録
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
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1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路/リチャード・ライアン | 1'42.156 | 1'41.609 | 41 |
2 | 12 | IMPUL カルソニック GT-R | 松田 次生/セバスチャン・フィリップ | 1'42.179 | 1'41.646 | 32 |
3 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲/ブノワ・トレルイエ | 1'42.635 | 1'41.724 | 63 |
11 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ/荒 聖治 | 1'43.375 | 37 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
チームでは、エンジニアを筆頭にみんなが悩んでいるところです。こんなはずじゃないという状態のまま予選が終わってしまいました。
ドライバーたちのインフォメーションからデータを分析し、何がどうイタズラをしているのかがわかれば、レースをするのに問題ないのではないかと思います。
オーバーステアで悩んでいるといえば簡単な話なんですが、それだけではないんです。レースタイムはそんなに悪くはないので、明日はできるだけポイントを獲って、最終戦のもてぎで勝てるよう、そしてシリーズ上位でシーズンを終われるよう、いい流れをもう一度作りたいと思います。
決勝ではまずJP(・デ・オリベイラ)のロケットスタートに期待ですね。