朝にちょっとしたトラブルが出ていたんですが、予選がスムーズに進んでいけば最後のセッションまで残れたでしょう。
コースアウトしたのは（安田選手の）ミスだし、それを責めても仕方ない。
彼自身が一番よくわかっているでしょうから。
気合が入りすぎていたと思います。とはいえクルマを壊さず済んだので、メカニックたちもホッとしてるでしょう。
明日の決勝はクルマが重いし、岡山の戦いはわりと荒れる展開になるので接近戦の中でうまくチャンスを活かしてポイントを確実に獲っていきたい。
うまくレースをまとめることができればそれなりの結果は出るはず。
ドライバーふたりがいいレースをしてくれれば大丈夫だと思います。
前回の優勝で40kgのウェイトを積んでいるにもかかわらず、クルマにはセッション3まで残れるポテンシャルが絶対あった。
なのにクラッシュでそれが叶わなかったことが悔しいですよね。
いいクルマであることを皆さんに見てもらえなかったことが残念です。

朝の公式練習と午後からの予選1回目の走行の様子で考えるとクルマの状態は悪くはありませんでした。
ただ、ノックダウン予選のセッション1で終わってしまい、僕はドライブしていないので実際にタイムアタックでどこまでいけたかは正直わからないですね。
今日の予選トップタイムは1分23秒台まで入っていましたが、僕たちはそのレベルまでチェックもできていないし。
まずはクルマの確認をノックダウンのセッション1とセッション2で行う必要があったのですが結局確認できずに終わったので…。これもまぁレースですよね。

（コースアウトは）全部自分のミスです。午前中の練習走行ではニュータイヤのグリップレベルを確認するためにピットアウト、ピットインの走行を行いました。
とにかく今日一番の大きな出来事はノックダウン予選のセッション1です。
1コーナーでレイトブレーキングをしてロックさせてしまいました。ただ飛び出しただけで、クルマはどこも当ててません。
今回は珍しいくらい気合いが入ってしまいました。ポールポジションを獲ってやろうと思ってただけにコースアウトした後はツラかったですね。
明日のレースでは挽回したいと思います。

朝一番のセッションは路面温度があまりにも低く、そこで作業をする必要はなかったので時間をおいて暖かくなるまで待って走り出したのですが燃料系のトラブルが発生しパーツの修理に時間をとられました。
予選1回目になってからセットアップをいくつか試してノックダウンに向けてのセッティングを決めることができました。
クルマはウェイトが40kgあるのでキツい状態であることは確かです。テストでいい感触があったタイヤもウエイトを積んで重くなると感じが変わりますね。
明日の決勝ではまた色んな作戦を考えていきます。鈴鹿みたくうまくはいかないでしょうがポイントを1点でも多く獲りたいですね。