HIS ADVAN KONDO GT-R
タイムアップのチャンスに恵まれず予選11位
日付 | 7/24 |
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天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ |
開催地 | スポーツランドSUGO |
路面状況 | ドライ |
シリーズ戦の後半戦、まずその舞台となったのは宮城・スポーツランドSUGO。
早朝から快晴の天気となりぐんぐんと気温も上昇。灼熱の中でドライバー達は暑さと戦いながらセットアップを進めることとなった。
午前の公式練習ではセットアップの確認を含め、決勝用のタイヤ選択など
順調に作業を進めたチーム。
午後からの公式予選。スーパーラップへの進出を目指しタイムアタックに入ったが、
ライバルたちがコンスタントにタイムを削っていく一方、
HIS ADVAN KONDO GT-Rはポジションアップを果たすことができない。
選択したタイヤとコースとの相性の問題なのか、結局最後まで大きくタイムを伸ばすチャンスに恵まれず11番手どまりに。
明日の決勝は後方からの猛追に期待をかけることになった。
朝のセッションはそんなに悪い状況ではなかったのですが、残念ながら午後の予選に入るといい具合にグリップしなくて…。
タイヤをうまく使うことができない状況になってしまいました。
なので今日の予選結果のことはもう気にせず、すべて明日の決勝に集中したいと思っています。
明日は後方からのスタートになってしまいますが、
うまくクルマとタイヤのコンビネーションが決まってくれれば大きくポジションアップも狙っていけると思います。
朝の走行ではタイヤもクルマも、手応えを感じる状態だったんです。練習走行の感覚だと予選では3、4番手あたりを狙えるものと思っていました。
ところが予選になるとなぜかタイムが上がらない。困りました。ほんとに意外な予選1回目の結果となってしまいました。
現状としては中古タイヤでのラップタイムが平均的に悪くはないので、決勝ではしっかりと集中して走っていきたいですね。
今回の菅生に向けてクルマの持ち込みはいい感じでした。
午前中の走行をもとにして午後の予選にむけて調整を続けていたのですが、アタックを見る限りタイムの伸び代が少なかったですね。
結果的に一発のタイムを狙うことができずに終わりました。
ドライバーからは全体的にグリップが不足しているというフィードバックを受けているのですが、具体的にどのあたりを改善するのがいいか模索中です。
公式予選記録
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲/ブノワ・トレルイエ | 1'16.627 | 1'16.178 | 36 |
2 | 100 | RAYBRIG HSV-010 | 伊沢 拓也/山本 尚貴 | 1'16.775 | 1'16.622 | 42 |
3 | 35 | MJ KRAFT SC430 | 石浦 宏明/大嶋 和也 | 1'17.395 | 1'16.747 | 62 |
11 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ/安田 裕信 | 1'17.717 | 50 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
こんな筈じゃなかったと言う思いがあります。
何かが悪いと言う事ではなく「総じてタイムが伸びない、結果が残せない」という状況でした。
エンジンのパワーもしっかりあるしセットも出ているんです。
ただグリップだけがどこかに行ってしまったと言う感じですね。
しかしながら前向きな点としてはロングでのタイムは悪くないんです。
アベレージが良いので決勝ではしぶとい走りを見せなんとか3〜4位に入ってポイントを獲れるような展開に持ち込みたい。
またチームならではの秘策を思案中です。
とにかく明日はしたたかに戦うだけです。