KONDO RACING 予選13番手からの奮起を誓う!
日付 | 8/21 |
---|---|
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ |
開催地 | 鈴鹿サーキット |
路面状況 | ドライ |
夏休み真っ只中の8月21日、三重・鈴鹿サーキットでSUPER GT第6戦の予選が行われた。
連日、日本列島を覆う蒸し暑さは鈴鹿でも変わらず。午後からの予選を前に、気温は32度、路面温度は47度にまで上昇した。
8月上旬、富士スピードウェイで行われたテストで精力的に走りこみを行った
No.24 HIS ADVAN KONDO GT-R。その手応えをもとにこの鈴鹿を戦う準備を進めてきた。
またその一方で、鈴鹿入りを前にエンジンを交換。このため、SUPER GTのレギュレーションに則り、今回は予選結果に対しグリッドが10番降格することが義務付けられていた。
そんな中、午後1時25分から予選1回目がスタート。
途中、赤旗中断があって水を差されたもののJ・P・デ・オリベイラ選手は6番手のタイムをマーク。ノックダウン予選に向けていい流れを築き上げた。
午後3時20分、GT500のノックダウン予選・セッション1がスタート。わずか10分のアタックのため、続々と車両がピットから離れていく。
ところが、24号車は依然ピットの中! なんとインターバルを利用して始めた修復作業の途中でトラブルが発生。
その結果終了時間が予定より超過してしまったのだ。
スタッフは懸命に作業を続けたが、修復作業が完了したのはセッション1終了の
およそ1分30秒前。
たとえコースインしてもアタックする時間がないため、チームでは出走を見送る決断を下した。
これにより24号車は13番手で予選を終えることとなった。
ノックダウン予選を前に始めた作業が終わらなかったんです。
でも、今回はエンジン交換による10グリッド降格が決まっていたので最小限のダメージで済ませることができたのではないかと思います。
さほど悪いことではないと受け止めていますよ。
予選1回目では手応えもあったし、あのままノックダウンのアタックができていれば8番手までにはいけたでしょう。
明日の決勝では悪くてもトップ6に入れるといいな。と思いますね。
前回、富士で行われたテストではいい感触を得ることができていたので今日のノックダウン予選を楽しみにしていました。
でも、そのチャンスがなくなってしまったことはとても残念ですね。
朝の公式練習ではガソリンを積んで重い状態でクルマのバランスなどをチェックしたのですがまだきちんと確認しきれていない部分も残っています。
まず、明日は朝のフリー走行でそのあたりを確認し、レースに向けての準備を進めていきたい。とにかく頑張ります。
ノックダウン予選に向けてパーツを交換しようと作業に入ったのですがそのときに不具合が起こってしまい修復作業に取りかかりました。
しかしながら時間がかかることになりセッション1のスタートに間に合いませんでした。残念です。
その後のナイトセッションでセッティング確認を行いましたが、
色々変更した箇所が良くなっていたので明日はいい方向で戦いができるのではないかと思います。
公式予選記録
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ARTA HSV-010 | ラルフ・ファーマン/井出 有治/小林 崇志* | 1'57.611 | 1'55.237 | 10 |
2 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲/ブノワ・トレルイエ* | 1'58.729 | 1'55.411 | 46 |
3 | 100 | RAYBRIG HSV-010 | 伊沢 拓也*/山本 尚貴 | 1'58.189 | 1'55.719 | 48 |
13 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ*/安田 裕信 | 1'58.562 | 出走せず | 62 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
作業時間が足りず結果として予選に間に合わなかったということです。
今回レース前にエンジン交換をしていたのでたとえトップタイムを出してもグリッドが10番降格になることが決まっていました。
少しでも前の位置からスタートできるにこしたことはないのですが、いい方向に考えを変えてタイヤを含め色んなものを温存できたと思うようにします。
それに鈴鹿は今年の開幕戦で優勝しているし、暑いコンディションの中でタイヤに関してもアドバンテージがあると思うのでファンの皆さんには心配することなく決勝レースを見ていただきたいですね。
長丁場のレースゆえどのチームが勝ってもおかしくない。
ウチも頑張るだけです。