富士スプリントカップGT500クラス
日付 | 11/12 |
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天候 | 晴れ |
気温 | 18℃ |
開催地 | 富士スピードウェイ |
路面状況 | ドライ |
11月12日、静岡・富士スピードウェイにて“FUJI SPRINT CUP 2010”が開幕し、12日(金)に予選が、そして13日(土)にはレース1、翌14日にはレース2の決勝が行われた。
「FUJI SPRINT CUP」は、SUPER GTレースおよび全日本選手権フォーミュラ・ニッポンを共同イベントとして初開催するもので、このほか往年のドライバーなどが参加するレジェンドカップや、マイナーツーリングカーレースなどバラエティ豊かなレースが繰り広げられる。
今シーズン、SUPER GTレースおよびフォーミュラ・ニッポンの両カテゴリーに参戦したKONDO RACING。
今回はこれらのレースに加え、近藤真彦監督も自ら走行するレジェンドカップに出走。
チームではドライバーはもちろんのことスタッフ全員が多忙ながらもとても充実したレースウィークを過ごすこととなった。
12日(金)に予選を実施。今回SUPER GTではドライバーそれぞれ1レースずつ出走することになっており予選のタイムアタックも個々に行われた。
土曜日に決勝レースを行うレース1に参加する安田裕信選手は、予選8番手となる1'33.857のタイムをマーク。
さらに日曜日のレース2に参戦するJ・P・デ・オリベイラ選手は、1'33.892のタイムを刻み予選6番手を獲得し予選を終えた。
今日のアタック自体決して悪いものではなかったですよ。僕としては思ったよりもいい状況でアタックができたと思っています。 この状態であれば僕が担当する日曜の決勝レースでもいいパフォーマンスを期待してもらえるんじゃないでしょうか。楽しみにしていてください!
予選でのアタックはいい感じでした。 僕にとって(予選タイムの)比較対象・目標がJP選手なので、彼と同じタイムで走れたことも良かったし他の尊敬するドライバーさんとも比較して手応えを得ることができました。確かに順位は納得できるものではないですが、JP選手と遜色のないタイムが出せたし、彼と今シーズンコンビを組んだことで僕自身もポテンシャルアップできたと思いますね。それが今日発揮できました。
予選ではちょっとクルマに不具合が見つかりその調整を行う必要がありました。とはいえラップタイムに大きく影響するほどではありませんでした。 今回はいつものローリングスタートではなくクルマが停止した状態からのスタンディングスタートになりますが、あまり無理せずに普通にスタートを切ってもらいたいですね。アタックそのものはふたりともいい走りを見せてくれました。順位はともかく他者とのタイム差もあまりなかったしレースでもいい走りを披露してくれるでしょう。
レース1予選結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
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1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | リチャード・ライアン | 1'33.475 | ||
2 | 35 | MJ KRAFT SC430 | 石浦 宏明 | 1'33.511 | ||
3 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | ロニー・クインタレッリ | 1'33.536 | ||
8 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | 安田 裕信 | 1'33.857 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
レース2予選結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
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1 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生 | 1'33.569 | ||
2 | 6 | ENEOS SC430 | 伊藤 大輔 | 1'33.705 | ||
3 | 35 | MJ KRAFT SC430 | 大嶋 和也 | 1'33.787 | ||
6 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ | 1'33.892 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
今回のJAF GPは初めてのイベントのため、チーム側も大会運営側も手探りな部分があるように感じますが今後に向けて色々うまく反映させていけると思います。ファンのみなさんが楽しんで喜んでもらえることが一番ですがレースはレース。ガチンコ勝負の醍醐味も味わってもらえると思います。 予選ではドライバー自身が今後に向けて自己アピールのために頑張りましたね。そういう意味でもレースはいっそう面白い展開になるのではないでしょうか。その一方で監督としては、2日間のレースを終えた後無事にクルマがガレージに戻るといいな。と言う気持ちもありますね。