今季開幕戦、予選は3位!
日付 | 2011年4月30日 |
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天候 | 晴れ |
路面状況 | ドライ |
4月30日(土)静岡・富士スピードウェイにてSUPER GT第2戦が開幕し、青空が広がる中予選が行われた。 予定されていた第1戦岡山が延期されたことから、シーズン開幕が約1ヶ月遅れで迎えたSUPER GT。 ここ富士での第2戦が2011年の事実上、開幕戦となった。
今季はドライバー編成が変わり、新たな体制でのスタートがきられたKONDO RACING。
チーム2年目の安田裕信選手に加え、スウェーデン出身のビヨン・ビルドハイム選手が新加入。
さらなる飛躍を目指しシーズンを迎えることとなった。
オフシーズンのテストが十分に行われないまま開幕戦を迎えるにあたり、金曜日には練習時間としての「習熟走行」を実施。 チームではレースウィークで使用するタイヤの絞り込みやロングランのテストなど、順調にスケジュールを消化、予選に向けての手応えを得ることに成功した。
そして迎えた予選。
まず午前中に公式練習が行われここで改めてクルマの状態をチェックしたチーム。
前日試したセットをさらに進化させ午後の予選1回目に挑んだ。
まずコースインしたのは安田選手。クルマのチェックを済ませるとビルドハイム選手が基準タイムクリアの為に出走。
その後GT500専有時間でのアタックを担当したのは安田選手。
自身初となるGT500でのアタックで1分34秒076をマーク。9番手でスーパーラップ進出を果たした。
うす曇の中でスタートしたスーパーラップ。
2番目に登場した安田選手は落ち着いたアタックを披露。
1分33秒058という好タイムをたたき出し後続8台のアタックを待つことに。
結果、3番手のポジションを手中に収め、明日は3番グリッドから決勝に臨む。
GT500でのタイムアタックは自身初めてだったんです。
緊張しましたけど、チームとしても僕としても100%に近い走りで予選3番手のタイムを叩き出すことができました。
今日の予選は作戦というかうまく合わせてポジションアップすることができました。
でも、2番手とのタイムが0.1秒差ということを考えると悔しいですね。明日はガンガンいきます。
今はまだ僕にとって新しいことがいろいろあるのが現状です。
岡山とセパンでの限られたテストだけだったし、クルマやタイヤの使い方などではまだ慣れない部分が残っていますね。
それでもこれまでいい流れで物事が進んでいるし今日も予選がうまくいきました。
新しいチームで迎える開幕レースでいいポジションを得られたのはとっても幸せです。
個人的にはユーズドタイヤでのスピードをいかにうまくキープさせられるかという課題もありますが、今日はいい仕事ができたと思います。
金曜日の練習で試したセットに加え、別のセットも用意して午前の練習走行のセッションに入りました。
データを比較し、予選アタック用のセットを決めたんですが、1回目の順位も昨日の流れからみると妥当なところだったと思います。
スーパーラップではうまく合わせこむことができて、また安田選手もがんばってくれていい仕事をしてくれたと思います。
明日は雨が気になるところですがまったくどうなることかはわかりません。
それでも開幕戦での連覇などこれまでの実績があるので明日も目標は優勝ですね。
予選結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
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1 | 39 | DENSO SARD SC430 | 石浦 宏明/井口 卓人 | 1'33.817 | 1'32.738 | |
2 | 46 | S Road MOLA GT-R | 柳田 真考/ロニ―・クインタッレリ | R 1'32.481 | 1'32.966 | |
3 | 24 | ADVAN KONDO GT-R | 安田 裕信/ビヨン・ビルドハイム | 1'34.076 | 1'33.058 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
今朝のミーティングでいろいろな戦略を考えていたのがうまくいきました。
今回、MOLAのGT-Rが速かったんですが、KONDO RACINGはフロントローに並べればいいかなと思っていたんです。
天気のせいか周りのタイムが上がらなかったというのはあったかもしれませんが、ミシュラン勢が速かったですね。 KONDO RACINGは今、晴れでも雨でもがんばっていける状態。順調に進んでいるので期待して欲しいですね。
周りのチームは開幕戦のKONDOはなにかやってくるだろうと思っているはず。
今日も(予選で)ポジションアップしたからね。明日は不安要素が少ないので頑張ります。