KONDO RACING、セパン戦は8位スタート!
日付 | 2011年6月18日 |
---|---|
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ |
路面状況 | ドライ |
路面温度 | 44℃ (午後4時30分現在) |
SUPER GT第3戦は日本を離れて赤道直下のマレーシア・セパンサーキットが舞台となる。
KONDO RACING過去の戦歴として優勝経験が2回あるなど、ここセパンはとても相性のよい
大会である。
シーズン序盤でいい流れを掴むためにも、今回は是が非でも良い結果を残そうとチーム全体に気合がみなぎっていた。
朝の練習走行でクルマのセットアップやタイヤの確認など細かな作業を行い予選に向けての
準備を順調に進めていく。
迎えた予選1回目。アタックを担当した安田裕信選手は渾身の走りで3番手のタイムをマーク。難なくスーパーラップへの出場を決めた。
午後4時30分、スーパーラップがスタート。
予選1回目を3番手で通過した安田選手はGT500クラスの8番目でコースイン。
ルールによりこのスーパーラップで装着したタイヤは明日の決勝スタート時にも装着が義務づけられている。チームは決勝レースを想定し様々な要素を考慮した上でタイヤを選択。
予選一発のタイムを求めることは難しい状態ではあったが、安田選手は与えられたコンディションの中で持ちうるパフォーマンスを披露して8番手のグリッドを獲得。
明日の決勝レースは、午後4時(日本時間午後5時)にスタート。
マレーシア特有の厳しい暑さの中でいかなるレース展開を見せてくれるのか期待がかかる。
僕としてはスーパーラップの走りは一生懸命アタックできたし良い走りだったと思っています。
タイムアップ出来たのですが総合での結果は8位になったというわけです。
決勝に向けていいロングランのデータも得ているし、チームの総合力として強い走りが出来ると思います。
心配要素もないので明日の決勝は良い走りをしたいですね。
朝のセッションではいくつかのタイヤを確認するという作業を行いました。
予選では決勝で良いパフォーマンスを行うための準備として今の自分たちができうる事をすべてやったと思いますね。
予選は8番手という結果ですが、明日は決勝で強い走りを見せることができると確認していますし他チームよりもいいレースができるでしょう。
まずはスタートを担当する僕がいくつかポジションをあげて、ヒロ(安田選手)に交代できるように頑張ってプッシュします。
マシンをアジャストしてセパンに持ってきましたが、(結果が良かった)オフシーズンのテストと
まったく同じというわけではないので今はその差をいかに補っていくか検討しているところです。
持っているポテンシャルはライバルとも差がないと思うのですが、予選のような一発のアタックタイムというところではまだ差があるようです。
今まで実績を残せているセパンなのでしっかりと良いレースがしたいですね。
明日は朝のフリー走行でデータを取って決勝に挑みたいと思います。
公式予選記録
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ウイダー HSV-010 | 小暮 卓史/ロイック・デュバル | 1'57.211 | 1'55.984 | 8 |
2 | 46 | S Road MOLA GT-R | 柳田 真孝/ロニー・クインタレッリ | 1'56.551 | 1'56.371 | 12 |
3 | 17 | KEIHIN HSV-010 | 金石 年弘/塚越 広大 | 1'57.781 | 1'56.710 | 28 |
8 | 24 | ADVAN KONDO GT-R | 安田 裕信/ビヨン・ビルドハイム | 1'57.749 | 1'57.749 | 12 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
決勝に向けて色々な戦略の幅を持てるタイヤを選択しスーパーラップに挑むことになったのですが、チームとしては予選でひとつでも上のポジションを狙うということも目標ですから今日の予選結果には決して満足はしていません。
ただスーパーラップで装着したタイヤを練習走行で試した際と比べて1秒半以上もタイムアップし、マシンもタイヤに合わせたセットアップができています。だから安田(裕信選手)はいい仕事をしてくれたと言えます。
とにかくKONDO RACINGはセパンとなると周りからいろいろ期待されてプレッシャーもあるのですが、明日は最低でも表彰台を狙うという気持ちでしっかりと戦います。