ADVAN KONDO GT-R
日付 | 2011年9月10日 |
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天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ |
路面温度 | 43℃ |
■今季2度目の富士ラウンド、12位から挽回を狙う
シーズン終盤戦を迎えたSUPER GT。静岡・富士スピードウェイでの戦いは今季2度目となる。ここしばらく不安定な天候に左右されることが多かったS-GTだが、予選日は秋晴れに恵まれ、レースファンには絶好の観戦日和となった。
富士戦を前に、オートポリスともてぎでのタイヤテストに参加したKONDO RACING。タイヤとのマッチング、セットアップなどのデータ収集を存分に行い、朝の練習走行に挑んだ。しかしながら日差しが強くなり、気温や路面温度が予想以上に上昇。チームにとっては厳しいコンディションでのアタックを強いられた。
アタックを担当した安田裕信選手もベストを尽くし、1'35.637のタイムをマークしたがスーパーラップ進出がかかったトップ10入りは果たせず。12位に甘んじることになったが、決勝では持ち前の粘り強さを発揮し、上位でのフィニッシュを狙う。
今シーズンの開幕のときに手ごたえがあったものをセットで持ち込んできたのですが、思っていたよりも今日は暑くなってしまったことがチームにとってはマイナス要素でした。あとライバルたちの調子がうんとよくなってしまい、ニッサン勢として厳しい結果になってしまったような気がします。アタックに向けて色々と微調整も行いましたが、難しい状態でしたね。明日は今日より涼しくなるということなので、条件は良くなると思います。確実にポイントを獲れるところまではいけると思うので、しっかりレースをします!
今回の富士ではニッサン勢がみんな厳しい予選結果に終わってしまいましたよね。もう少し涼しいかと思ったんですが…。クルマのパフォーマンスをうまく引き出せる状況ではなかったということです。明日も涼しくなるとはいうけれど、今年は思いのほか天気予報が外れているようですし。とにかく予選も大事ですが、それ以上に決勝ではトップ10は狙えると思うし、僕らは決勝でのパフォーマンスには自信もあるし、いい戦いがしたいと思います。とにかく、少しでもたくさんポイントを稼ぎたいですね。
色んな準備をして予選に挑んだのですが、全体的にここでのいいパフォーマンスを見せることができない状況だったということですね。朝のタイムを見てもある程度想定できることでしたが、実際にもやれることをやってアタックをしてもらったものの、数字としてはいいところを狙えませんでした。明日は改めて色々と策を練ってがんばります。レースが終われば、どうしてこの位置にいるの? と、いい意味で驚きのレースをしたいですね。
公式予選記録
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | 1st Sess | Super Lap | WH |
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1 | 39 | DENSO SARD SC430 | 石浦 宏明/井口 卓人 |
1'34.122 | 1'34.411 | 52 |
2 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路/平手 晃平 |
1'34.788 | 1'34.525 | 30 |
3 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 | 伊藤 大輔/大嶋 和也 |
1'35.004 | 1'34.688 | 54 |
12 | 24 | ADVAN KONDO GT-R | 安田 裕信/ビヨン・ビルドハイム |
1'35.637 | 46 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
厳しい予選結果になりました。悔しいですが想定内の結果だと受け止めています。ここに来る前からわかっていたことですが、今回はレクサス勢が強いしね。その中でひとつでもポジションアップできるようにと努力はしたし、前回の鈴鹿よりは手ごたえもあります。ウチのプラス要素としては富士でのGT-Rは決勝での強さをいつも見せているということ。ただ、例年よりも距離が短いことは正直ツラいですけどね。スプリントレースのような戦いでも、トラブルなくいけばいいところを狙っていけると思っているんです。決勝では、こまかく戦略を立てて、いい意味でのサプライズをお見せしたいと思います。