ADVAN KONDO GT-R
日付 | 2011年9月11日 |
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天候 | 曇 |
気温 | 29℃ |
路面温度 | 39℃(午後1時30分現在) |
■厳しいレース展開の末、11位でフィニッシュ
雨の心配もなく、うす曇の中で55周の決勝レースが行われた第6戦富士。KONDO RACINGでは粘りを見せてポイント獲得を狙ったのだが、納得のいく結果を残すには至らず、厳しいレースデーとなった。
No.24 ADVAN KONDO GT-Rのスタートドライバー、ビヨン・ビルドハイム選手は中盤以降ペースが安定し、ライバルたちとの攻防戦も披露することになったのだが、31周を終えて行ったピット作業で思わぬ展開が待ち受けた。予定以上に作業時間に手間取った影響で、惜しくもポジションアップのチャンスが減ってしまったのだ。
ビルドハイム選手からステアリングを委ねられた安田裕信選手は、諦めることなく最後の最後まで攻めの走りを披露。しかし、大混乱のコース上でのタイムアップはたやすくなく、最後までハードな戦いに。結果、ポイント獲得まで僅差ながら、11位でレースを終えた。
次戦の大分・オートポリスはタイヤテストに参加し、充実したデータ収集を行っているだけに、力強い戦いを見せてくれるに違いない。
今日は残念ながらピット作業でのミスがありました。これが結果に響くことになりましたね。前半を担当したビヨン(・ビルドハイム)がスゴくガンバってくれたんです。だから僕も最下位まで下がってしまったとはいえ、同じようにガンバってポジションも少しずつ上げていきました。最終ラップでは、前にいる2台にも手が届きそうなところまで追い詰めたのですが、GT300との接触などもあって、抜くまでにはいきませんでした。今日のタイヤのパフォーマンスは良かったので、楽しみだったんですが…。
作戦的にはいい流れでいけたので、ポイント獲得という目標は間違いなく達成できると思っていました。走り出しはスピードに乗れなかったものの結果的にタイヤがもつことになり、ピットストップのタイミングを伸ばすことが可能になったのです。中盤、ペースも上がり、数台のクルマをかわすこともできました。後半のヒロ(安田選手)のペースも良かったのですが、残念ながらピットストップに手間取ることになったというわけです。ポイント獲得の機会を失ったことが残念ですね。次のオートポリスではタイヤテストもしたので、いいレースができると思います。
何事もなければ入賞はできたレースでしたね。ピット作業でのミスがすべてです。大きなタイムロスになってしまいました。レースではあってはいけないことなので、気を引き締めていかないと。レースでのペースやタイヤなどの心配がなかっただけに、ドライバーには申し訳ない展開になってしまいました。次のオートポリスは事前にテストもしているので、ここでしっかりと結果が出せるようにしたいですね。
決勝結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | LAP | TIME/DIFF | WH |
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1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路/平手 晃平 |
55 | 1:30'47.525 | 30 |
2 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生/ J.P・デ・オリベイラ |
55 | 0'25.468 | 62 |
3 | 17 | KEIHIN HSV-010 | 金石 年弘/塚越 広大 |
55 | 0'25.573 | 60 |
4 | 1 | ウイダー HSV-010 | 小暮 卓史/ロイック・デュバル |
55 | 0'31.496 | 88 |
5 | 100 | RAYBRIG HSV-010 | 伊沢 拓也/山本 尚貴 |
55 | 0'50.303 | 46 |
6 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲/ブノワ・トレルイエ |
55 | 0'54.022 | 68 |
7 | 46 | S Road MOLA GT-R | 柳田 真孝/ロニー・クインタレッリ |
55 | 1'01.088 | 100 |
8 | 39 | DENSO SARD SC430 | 石浦 宏明/井口 卓人 |
55 | 1'05.593 | 52 |
9 | 35 | D'STATION KeePer SC430 | 脇阪 寿一/アンドレ・クート |
55 | 1'11.131 | 10 |
10 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 | 伊藤 大輔/大嶋 和也 |
55 | 1'12.640 | 54 |
11 | 24 | ADVAN KONDO GT-R | 安田 裕信/ビヨン・ビルドハイム | 55 | 1'12.696 | 46 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
Fastest Lap
No. | TEAM | LAPTIME |
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39 | DENSO SARD SC430 | 1'36.513 |
いいところがなかったですね。もうちょっとペースが上がるかと思っていたのですが、結果として淡々とスタートした順位で終わってしまったという感じですね。結論としてはちょっとビヨンで引っ張りすぎたかもしれない。でも、その後タイヤ交換が遅くなり、厳しい結果になったんです。もっとガンバればできることだと思うので、なんとしてでもあと2レースで勝負しないと。恥ずかしくないレースをお見せしたいと思います。