HIS ADVAN KONDO GT-R
日付 | 2011年10月2日 |
---|---|
天候 | 曇り |
気温 | 17℃ |
路面温度 | 22℃(午後2時現在) |
KONDO RACING、渾身のレース展開で5位入賞を果たす!
うす曇の中、迎えた54周の決勝レース。No.24 ADVAN KONDO GT−Rのスタートドライバーを
務めたビヨン・ビルドハイム選手は序盤こそ周りを様子見しながらの走行だったが、
タイヤのパフォーマンスが安定してくると、攻めの走りへと転化。15番手から5番手まで
ポジションアップに成功、力強い走りを存分に披露した。
23周を終えてビルドハイム選手がピットイン。スタッフはスピーディな作業に徹し、
安田裕信選手を送り出す。バトンを受け継いだ安田選手も集中力を高めた走りを見せ、
追い上げを開始。ライバルたちとのバトルにも果敢に挑んだ。
緩急をついた走りを実現させた結果、No.24 ADVAN KONDO GT-Rは5番手をキープ。
終盤になっても安定したラップタイムを刻み続け、そのままチェッカードフラッグを受け、
入賞を果たすこととなった。
今回、チームが望む内容の濃いレースを披露したことにより、ますます最終戦での
パフォーマンスに大きな期待がかかる。
昨日は思わぬ展開ですごく残念な結果になってしまったのですが、今日はまず朝の フリー走行でロングランを試して、いいタイヤの感触を得ることができていたので、 決勝での追い上げる自信はあったんですが、1号車や17号車としっかりレースを して抜くこともできたし、僕たちのパフォーマンスを出せることができたかなと思います。 ただ、やっぱり予選での順位が肝心でしたね。「タラ・レバ」ですが、スーパーラップに 出られていれば、決勝はきっと(4位入賞の)36号車の前でチェッカーを受けることは できていたと思いますね。今日はいいレースができて気持ちよかったです。最終戦も チャンスがあると思います。
今日はいいレースができたね。結果も出てハッピーだよ! なにしろ15位から5位 フィニッシュだからね。レース前、何台かのチームはソフトタイヤを装着しているってことを 知っていたし、僕たちはスタート直後あまりスピードが出せないってこともわかっていたけれど、 序盤に少しポジションを上げることもできた。相手のペースが落ちるのも予想以上に早かった こともあって、こちらもパスすることができました。いい戦いができたし、レースを マネージメントすることもできた。ピット作業も今回はうまくいったしね。いいレースが できて感謝してます。そう思うと、昨日はちょっとアンラッキーだったってことですね。
ドライバー、スタッフともに今日はしっかりとガンバってくれて、いい結果を残すことが できてよかったと思っています。結果は狙いどおりでしたね。当たり前のことをやっている だけでは、上のポジションまでいくことが難しいとは思っていましたが、その中で土曜、日曜の フリー走行からデータを絞り込み、決勝に挑みました。今日は天候も味方していい結果を 残せたとも思います。それだけに、昨日の失敗が余計に痛く感じますね。今日の結果には 満足していますが、反省点としてはこれだけのパフォーマンスがあることを、 最終戦でしっかりと見せなければいけないと思います。目標を優勝にガンバります!
決勝結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | LAP | TIME/DIFF | WH |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲/ブノワ・トレルイエ |
54 | 1:37'10.996 | 39 |
2 | 46 | S Road MOLA GT-R | 柳田 真孝/ロニー・クインタレッリ |
54 | 0'08.965 | 60 |
3 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路/平手 晃平 |
54 | 0'28.614 | 35 |
4 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 | アンドレ・ロッテラー/中嶋 一貴 |
54 | 0'38.318 | 28 |
5 | 24 | ADVAN KONDO GT-R | 安田 裕信/ビヨン・ビルドハイム |
54 | 0'45.346 | 23 |
6 | 17 | KEIHIN HSV-010 | 金石 年弘/塚越 広大 |
54 | 0'53.038 | 41 |
7 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 | 片岡 龍也/荒 聖治 |
54 | 1'18.384 | 14 |
8 | 32 | EPSON HSV-010 | 道上 龍/中山 友貴 |
54 | 1'19.410 | 12 |
9 | 35 | D'STATION KeePer SC430 | 脇阪 寿一/アンドレ・クート |
54 | 1'37.451 | 7 |
10 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生/J.P・デ・オリベイラ |
54 | 1'44.445 | 46 |
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)
Fastest Lap
No. | TEAM | LAPTIME |
---|---|---|
39 | DENSO SARD SC430 | 1'42.236 |
今日はヨコハマタイヤがガンバってくれました。エンジニアともども、 こういう結果を出せるのだから、余計に昨日の予選が悔やまれるよね、という話にも なりました。でも結果は今日の戦いがすべてであり、今日の決勝でしっかりとガンバったから 得られたものでもあると思います。今日のレースは予定よりやや早めにピットインを 行ったのですが、その采配を含め、いい流れに乗ることができたと思います。 ふたりのドライバーも落ち着いた戦いをしてくれました。いいレースを見せてもらえたと思います。