Super GT:第一日目予選

コンディションの変化に合わせ切れず、13位どまり

日付 2012年7月28日
天候 晴れ
気温 34℃
路面状況 ドライ

予選レポート

今シーズンの前半戦の最後を締めくくるSUPER GT第4戦。その戦いはみちのく仙台・スポーツランドSUGOが舞台となる。真夏日の暑さ厳しい一戦になることが多く、今年も例年通りのタフなレース展開が待ち受けた。

一方、KONDO RACINGとしてはセパンでつかみかけた流れを再度自分たちの味方につけたいところ。まずは午前の公式練習で7番手のタイムをマークし、午後からの予選に向けてセットアップの見直しなどに取りかかった。

迎えた予選。午後1時を過ぎた頃のサーキットは気温34度、路面温度58度という灼熱の暑さ。そんな中、アタックを担当したのはビヨン・ビルドハイム選手。クリアラップをとってミスなくアタックに成功したのだが、なぜか思うようにタイムが伸びず。1分16秒678のタイムは、この後行われるスーパーラップに出走するトップ10には入ることができず、13番手から翌日の決勝レースに挑むこととなった。

安田 裕信選手のコメント

安田 裕信選手

朝の練習走行では2種類のタイヤ確認をやりました。予選に向けてタイヤチョイスをしたんですが、レースのロングランがいいタイヤと、予選での一発を狙えるタイヤの両方を用意できたし、タイムもいいものでした。手応えある状態でQ1に挑んだんですが、タイヤとクルマが路面のコンディションとうまく合わず、結果的にタイムを伸ばすことができなかった、ということですね。何もトラブルがなかっただけに、とても残念です。抜きづらいサーキットなので、戦略をしっかりと立てて決勝に挑みたいと思います。

Joao Paulo de Oliveira選手

Joao Paulo de Oliveira

今回の予選に向けてタイヤ選択に結構迷いました。ここでのテストのときとあまりにも天候を含めてコンディションが違ったこともありますが、タイムアタックではいいチャンスをつかめませんでしたね。午前中の練習走行を考えると、スーパーラップへの進出は難しくないと思っていたんです。実際、アタックも問題なかったのに、結果としては上位のタイムと離れてしまいました。レースのことを考えるとなかなか厳しい条件ですが、とにかく丁寧なレース運びをしていい戦いがしたいと思います。

エンジニアのコメント

エンジニア

予選1回目でタイムが伸びなかったことは、チームにとっても疑問が残る状況でした。特別クルマにトラブルもなかったし、アタック自体もガンバってくれたのですが、午前中のいいクルマのコンディションを予選1回目で再現することができない状況になってしまった、ということでしょうか。まず、日曜朝のフリー走行で再度確認し、調整をすることで決勝への準備を進めたいと思います。

リザルト

公式予選記録

GT500
Pos. No. TEAM DRIVER 1st Sess Super Lap WH
1 6 ENEOS SUSTINA SC430 伊藤 大輔/大嶋 和也 1'15.079 1'14.978  
2 23 MOTUL AUTECH GT-R 本山 哲/ミハエル・クルム 1'15.537 1'15.191  
3 12 カルソニックIMPUL GT-R 松田 次生/J.P・デ・オリベイラ 1'15.490 1'15.422  
13 24 D'station ADVAN GT-R 安田 裕信/ビヨン・ビルドハイム 1'16.678    

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)