Super GT:第一日目予選

セミファイナル戦、予選4番手と好発進!

日付 2015年10月31日
天候
路面状況 ドライ

予選レポート

いよいよ大詰めを迎えた今シーズンのSUPER GT。第7戦の戦いは、大分・阿蘇の山あいに位置するオートポリスが舞台となる。秋深まる中での一戦だが、予選日は日中穏やかな日差しが照る絶好のレース日和に恵まれた。

一方、チームは朝の公式練習でクルマの準備に思いのほか、時間を要することになった。結果、持ち込んだタイヤの選択やロングランなど、予定していたメニューを満足に消化するまでには至らず。しかしながら、GT500専有走行までに策を講じることに成功。終盤、ステアリングを握った佐々木大樹選手がトップタイムを叩き出した。

午後に入ると、気温、路面温度ともに上昇。公式練習とは異なるコンディションでのタイムアタックでいいポジションを手にすべく、まずQ1のアタックに佐々木選手を送り込んだ。トップタイムを狙うというよりも、まずQ1突破を意識したという佐々木選手だが、朝からの流れを継続させ、1分33秒176のタイムでトップを奪取。申し分ない形でQ2へと繋いだ。そしてQ2はミハエル・クルム選手がアタックを担当。やや気持ちが前に出過ぎたか、1分33秒564の自己ベストタイムは総合4番手だったが、チームとしては今シーズンのベストポジションから決勝スタートを切ることになる。

近藤監督のコメント

近藤監督

今回の好順位は、まずタイヤが良くなっているというのが一番の要因です。朝の公式練習、Q1とトップタイムをマークすることができて、最終的には4番手になりましたが、これはある程度想定内の結果なんです。というのも、朝、マイケル(クルム)が乗ったとき、クルマのバランスが本当に悪く、しっかり乗れる状態ではなかったんです。なのでこれはQ1でマイケルを乗せるわけにはいかないな、ということで、(佐々木)大樹に行ってもらいました。

とはいえ、ギリギリまでドライバー選択には迷いました。申告手続きギリギリまで待ってもらい、チームでミーティングを重ねました。二人に任せて正解でした。

うちはコンディション含め、いい状態にあります。明日はどうなるか正直わかりませんが、勝てるチャンスはある。確実にモノにしていきたいですね。

佐々木 大樹選手のコメント

佐々木 大樹選手

公式練習でタイムを出すことができていたので、Q1でのアタックに関しても心配はしていませんでした。自分で集中した走りができれば、と思っていました。Q1ではもちろん気持ちとしてはトップを目指していましたが、まずは8番手以内に入ればいいので、アタックではフルプッシュというよりもあくまでQ1通過を意識した走りをしました。

他のタイヤメーカーやライバル車の状況はわかりませんが、僕たちはロング(ラン)も強い可能性があるし、まず自分たちのレースができれば、と思っています。いいポジションからのスタートだし、優勝目指してがんばります。

ミハエル・クルム選手のコメント

ミハエル・クルム選手

予選ではどちらのドライバーがQ1を走るのか、チームとしてずいぶん迷っていました。朝の公式練習でクルマにトラブルが出ていたこともあり、最終チェックができていない僕がQ1に出るのはどうかということで、ギリギリまで決められなかったんです。結果、着実にQ1を突破するためにも(佐々木)大樹で行こう、ということになりました。いい選択肢だったと思います。一方で僕はQ2で4番手までには入りたい、と思っていたので、それが実現できて良かったと思います。決勝を考えれば、2列目スタートは充分に優勝を狙える位置。どういうペースでレースが展開するのかわかりませんが、いい運をしっかりつかめればいいと思っています。

エンジニアのコメント

エンジニア

ここでのタイヤテスト時に比べて、今回は朝からアンダーステアが強かったので、その対処から始めました。色々考え、最終的にはその作業に時間がかかってしまいました。結果、朝の走行時間をフルに走れなかったので、午後からの予選でどちらのドライバーがQ1を担当するかで、チームとして悩みに悩みました。朝、最後に変更したセットで乗ったのが(佐々木)大樹だったので、Q1を彼にまかせましたが、僕としてはトップで戻ってきてね、と送り出しました。大樹のタイムを見れば、Q2でマイケル(クルム)も手応えを得られるだろうと思っていました。

明日の決勝は強豪が並ぶ中での一戦になりますが、これからレースに向けてクルマのバランスを見直し、明日に備えます。スタート後はとりあえず前に離されないようにきちんとついて行って、チャンスを狙っていければいいですね。

リザルト

公式予選記録

GT500
Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 WH
1 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田 裕信/
J.P.デ・オリベイラ
R1'33.367 R1'32.835 51
2 38 ZENT CERUMO RC F 立川 祐路/石浦 宏明 R1'33.817 R1'33.000 45
3 1 MOTUL AUTECH GT-R 松田 次生/
ロニー・クインタレッリ
R1'34.041 R1'33.181 44
4 24 D'station ADVAN GT-R 佐々木 大樹/
ミハエル・クルム
R1'33.176 R1'33.564 31

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

R:コースレコード