Race Report - 第4戦 オートポリス
一日目 予選(2017年7月15日/晴/ドライ)
今回のレポートはKONDO RacingとSUPER耐久シリーズにおいて共同プロジェクトを行っている日産自動車大学校の参加学生が作成したレポートをお届けさせていただきます。
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予選レポート
予選では路面温度が高い中、内田優大選手が60kgのハンディウエイトを感じさせない走りで、Aドライバー2番手の1'49.673 を記録した。
続く藤井誠暢選手も好調な走りを見せ、Bドライバー3番手の1'48.254 を記録した。
A、Bドライバーの合計タイムで、決勝レースはST-Xクラス2番手からの好スタートとなった。
A、Bドライバーの合計タイムで、決勝レースはST-Xクラス2番手からの好スタートとなった。
公式予選記録
ST-Xクラス
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | TIME | DELAY |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ARN Ferrari 488 GT3 | 永井宏明/佐々木孝太 | 3'36.389 | - |
2 | 1 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R | 内田優大/藤井誠暢 | 3'37.927 | 1.538 |
3 | 777 | D'station Porsche | 星野 敏/荒 聖治 | 3'38.652 | 2.263 |
二日目 決勝(2017年7月16日/曇/ドライ)
決勝レポート
決勝レースでは、Bドライバーの藤井選手が抜群のスタートダッシュを決め、第1コーナーで8号車をパスし1位を奪取。しかし、22周目に99号車にトップを譲ってしまう。その後はペースが上がらず、マシントラブルが発覚。予定よりも早めの35周目にピットインするもメカニックの懸命な修復作業によりコース復帰。
続くCドライバーの平峰選手は圧巻の走りでファステストラップとなる1'49.700を記録し追い上げをみせた。
63周目からはAドライバーの内田選手が粘り強い走りを続け、クラス6位でレースを終えた。
第4戦を終え、シリーズポイントランキングは2位。1位の8号車を6ポイント差で追う展開となった。
次戦の富士スピードウェイでの逆転を狙う。
続くCドライバーの平峰選手は圧巻の走りでファステストラップとなる1'49.700を記録し追い上げをみせた。
63周目からはAドライバーの内田選手が粘り強い走りを続け、クラス6位でレースを終えた。
第4戦を終え、シリーズポイントランキングは2位。1位の8号車を6ポイント差で追う展開となった。
次戦の富士スピードウェイでの逆転を狙う。
決勝結果
ST-Xクラス
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | LAP | TIME |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ARN Ferrari 488 GT3 | 永井宏明/佐々木孝太 | 95 | 3:00'48.338 |
2 | 777 | D'station Porsche | 星野 敏/荒聖 治/近藤 翼 | 95 | 3:00'49.445 |
3 | 89 | HubAuto Ferrari 488 GT3 | Morris Chen/吉本大樹/坂本祐也 | 95 | 3:01'11.891 |
6 | 1 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R | 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴 | 87 | 3:00'58.581 |
藤井 誠暢選手のコメント

内田 優大選手のコメント

相変わらずのウエイトハンデ60キロはエンドレスチームさんと共に現在最高ウエイトであり、このオートポリスサーキットも特に第3セクターの登り区間ではライバルチームと比較してもタイムが劣るのは仕方のないところですが、ハンデを乗り越えてこそ本当の強さが試されるのも事実。
まずは予選にしっかり集中しマシンを信頼してアタックし、ハンデを乗り越える予選2位!藤井選手と共に合算でフロントロウを確保しました。そして決勝は藤井選手がこれぞプロと言う走りで最初の1コーナーでオーバーテイクに成功し、1位を奪取しましたが、走行中不運にもマシントラブルが出てしまい緊急ピットイン。
メカさんも迅速に対応し、最小限のロスタイムで送り出してくれました。最後尾からの追い上げとなりましたが、中盤の平峰選手は全選手中のファステストラップを記録する鬼神の走りで自分にバトンタッチ。自分も前戦の反省を生かして最後まで諦めずに一生懸命走り総合7位、クラス6位まで追い上げ貴重なポイントも取れました。残り2戦ですがチームの目標に向けて邁進するのみです!
いつも応援頂きありがとうございます。次戦富士戦でもどうぞ今まで以上のご声援、応援の程よろしくお願い致します。
平峰 一貴選手のコメント

その後、1つでもポジションを上げる為攻め続けました。車も問題なく内田選手に交代し最後まで諦めず6位でフィニッシュ。貴重なポイントを持ち帰れました。
一番避けなければいけないノーポイント。これを避けれたのはチームそして学生達のお蔭です。心から感謝しています。次は10時間レースという長丁場。ここでも、僕たちの強さを発揮できるように、ベストを尽くします。そして、自分自身もしっかり体作りを行って良い結果を残せる様、準備と研究を行っていきます。
皆さん、引き続き応援宜しくお願いします。