Race Report - 第5戦 富士スピードウェイ
一日目 予選(2017年9月2日/曇/ドライ)
今回のレポートはKONDO RacingとSUPER耐久シリーズにおいて共同プロジェクトを行っている日産自動車大学校の参加学生が作成したレポートをお届けさせていただきます。
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予選レポート
心配されていた雨は予選には止みドライでの予選となった。
決勝のグリッドはA、Bドライバーの合算タイムで争われる。Aドライバー内田優大選手は1'41.513というタイムで予選を終え3位に着けた。この時点でトップとはわずか0.120秒差。Bドライバー藤井誠暢選手に全員の期待が寄せられた。
徐々にペースを上げ3周目のセクター1、2を自己ベストで通過。残るはセクター3のみとなったが、他クラスに引っかかってしまい1'40.537と惜しくも4位で予選終了。
A、Bドライバーの合算タイムが3'22.050となり決勝はフロントローからのスタートとなった。
Cドライバー平峰一貴選手は決勝のセッティングを確認しつつ予選を走行。1'42.028で3位につけた。
決勝のグリッドはA、Bドライバーの合算タイムで争われる。Aドライバー内田優大選手は1'41.513というタイムで予選を終え3位に着けた。この時点でトップとはわずか0.120秒差。Bドライバー藤井誠暢選手に全員の期待が寄せられた。
徐々にペースを上げ3周目のセクター1、2を自己ベストで通過。残るはセクター3のみとなったが、他クラスに引っかかってしまい1'40.537と惜しくも4位で予選終了。
A、Bドライバーの合算タイムが3'22.050となり決勝はフロントローからのスタートとなった。
Cドライバー平峰一貴選手は決勝のセッティングを確認しつつ予選を走行。1'42.028で3位につけた。
公式予選記録
ST-Xクラス
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | TIME | DELAY |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ARN Ferrari 488 GT3 | 永井宏明/佐々木孝太 | 3'21.748 | - |
2 | 1 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R | 内田優大/藤井誠暢 | 3'22.050 | 0.302 |
3 | 777 | D'station Porsche | 星野 敏/荒 聖治 | 3'22.407 | 0.659 |
二日目 決勝(2017年9月3日/晴/ドライ)
決勝レポート
アクシデントを乗り越え、3位入賞!!
前日とは違い、朝から気持ちの良い晴れ間となった。
朝8時にスタート。序盤、1号車は、10時間と長いレースでブレーキ交換を避けるため、ブレーキをいたわる作戦。トップとじわじわと差が開き1度目のピットインのタイミングで3位となる。
作戦通りに進んでいた5回目のピットインの直後、衝撃的な事が起こる。左リヤタイヤがバースト!!緊急ピットインを余儀なくされ、5位まで順位を下げてしまった。
しかし、ブレーキをいたわりながらも追い上げ、3位入賞。
シリーズ・チャンピオンの望みを、最終戦につなげることができた。
朝8時にスタート。序盤、1号車は、10時間と長いレースでブレーキ交換を避けるため、ブレーキをいたわる作戦。トップとじわじわと差が開き1度目のピットインのタイミングで3位となる。
作戦通りに進んでいた5回目のピットインの直後、衝撃的な事が起こる。左リヤタイヤがバースト!!緊急ピットインを余儀なくされ、5位まで順位を下げてしまった。
しかし、ブレーキをいたわりながらも追い上げ、3位入賞。
シリーズ・チャンピオンの望みを、最終戦につなげることができた。
決勝結果
ST-Xクラス
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | LAP | TIME | DELAY |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ARN Ferrari 488 GT3 | 永井宏明/佐々木孝太/銘刈 翼 | 335 | 10:00'25.556 | - |
2 | 777 | D'station Porsche | 星野 敏/荒聖 治/近藤 翼 | 335 | 10:01'30.732 | 01'05.176 |
3 | 1 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R | 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴 | 333 | 10:01'48.473 | 2Laps |
藤井 誠暢選手のコメント

内田 優大選手のコメント

その条件下の元、藤井選手、平峰選手はブレーキを労りながらどれだけのペースを維持できるか?自分はミスなくペナルティを受けないように細心の注意を払いどれだけのパフォーマンスを発揮できるか?3人のドライバーが集中しました。
途中タイヤバーストのアクシデントもありましたが、ドライバー、チームスタッフ全員がミスなく質の高い作業をこなし、我慢の走りで昨年よりも速い レースラップを刻んで行きましたが、フェラーリ、ポルシェのライバルチームはブレーキをケアする必要が無い走りで毎ラップ差をつけられ正直完敗でした。
とても悔しかったですが、何とか3位をもぎ取りシリーズチャンピオンの可能性が僅かに残りました。1%でも可能性がある限り最終戦岡山大会では今シーズンの集大成として最後まで絶対に諦めずベストを尽くします。どうぞ最後の最後まで力強い応援をよろしくお願いします!絶対に諦めません‼
平峰 一貴選手のコメント

また、今大会で共に戦う事になった日産自動車大学校 横浜校の学生達もサーキットで初顔合わせ。大人顔負けの機敏な動きそして心遣い。僕にとって学生達と共に戦う事は、非常に良い刺激かつプレッシャーになっています。学生たちもこの10時間を一緒に戦いぬくという意思が伝わり、専有走行からチーム内の雰囲気はとても良く戦いが待ち遠しいくらいでした。
今大会は結果的に3位表彰台を獲得。しかし、驚いたのは4位でフィニッシュしたのに、繰り上がりで3位を獲得出来た事。これは、学生達の強い思いが流れを変えてくれたんだと思いました。シリーズポイントに関しても、今回4位で終えるのと3位で終えるのとでは全く違う結果となります。次は最終戦です。チャンピオンを獲得するには高いハードルが待ち受けています。しかし、僕らなら必ずやり遂げられると信じているし、どんな結果になっても納得のいくように、これから準備を進めて行きます。
皆さん、沢山の応援有難うございました!