facebook Twitter Instagram

Race Report - 第5戦 ツインリンクもてぎ

一日目 予選(9月22日/晴れ/ドライ)

今回のレポートはKONDO RacingとSUPER耐久シリーズにおいて共同プロジェクトを行っている日産自動車大学校の参加学生が作成したレポートをお届けさせていただきます。
日産自動車大学校の参加学生が作成したレポート(完全版)はこちら

予選レポート

心配されていた天候は、お昼ごろに回復し晴れでの予選となった。
 決勝のグリットは、A、Bドライバーの合計タイムで争われる。Aドライバー内田優大選手は1’54.165というタイムで予選を終えトップタイムを記録した。Bドライバー藤井誠暢選手に全員の期待が寄せられたが、Bドライバー藤井誠暢選手は、タイムは 1‘52.867と惜しくも3位であった。
 しかし、総合結果は2位の81号車と僅差0.014秒での決着となったがA、Bドライバーの合算タイムが3’47.032となり、決勝は今季3度目のポールポジションからの好スタートとなった。
 Cドライバー平峰一貴選手は、決勝のセッティングを確認しつつ予選を走行。1’54.092で2位につけた。

公式予選記録

ST-Xクラス

Pos. No. TEAM DRIVER TIME DELAY
1 24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R 内田優大/藤井誠暢 3'47.032 -
2 81 J-Fly Racing R8 JeffreyLee/AndreCouto 3'47.046 0.014
3 99 Y's ditraction GTNET GT-R 浜野彰彦/星野一樹 3'47.402 0.070

二日目 決勝(9月23日/晴れ/ドライ)

決勝レポート

12時に決勝がスタートした。ポールポジションより好調の1位スタートを切った。しかし、58周目にミッションにトラブルが発生し、緊急ピットインを余儀なくされたが、メカニックの迅速な対応により最低限のタイムロスで済んだ。最後の希望にかけ、103周目にAドライバーの内田選手に交代し、緊急ピットインでのロスを埋める走りを見せてくれた。だが、もてぎのコースは抜き辛く、中々順位を上げることが出来ず6位という結果に終わった。入賞こそは無かったが、次戦の岡山戦の表彰台入りに期待が膨らむ。  

決勝結果

ST-Xクラス

Pos. No. TEAM DRIVER LAP TIME
1 3 ENDLESS GT-R 田島剛/山内英輝/銘苅翼 150 5:01'33.643
2 83 Phoenix Racing Asia R8 LimKeongWee/MathiasBeche/MelvinMoh 150 5:01'35.262
3 99 Y's distraction GTNET GT-R 浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗 150 5:01'50.820
6 24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴 145 5:03'16.828

藤井 誠暢選手のコメント

予選前までは正直マシンバランスに苦戦していました。色々とデータを分析し、予選に向けて実績のある今年のベースセットアップに全てを戻す決断をした結果、息を吹き返したように速さが戻り、今季3度目のポールポジションを獲得できました。そして、決勝レースでは、序盤から2位以下を引き離すことができました。決勝のマシンバランスも良く十分に優勝できる手応えがありましたが、第2スティントにシフト系トラブルが発生してしまい、悔しいレースとなりました。もちろん、優勝して2連勝ができたら逆転チャンピオンを狙う上では最高の展開でしたが、全てが簡単に進まないのがレースの難しさです。特にこのKONDO RACING&日産自動車大学校チームは人材育成・教育プログラムとしての活動が軸です。優勝して得られる喜びや感動は大きなものですが、勝利を逃した悔しさからも得られることは沢山あると思います。今シーズンのスーパー耐久も残り1戦となりました。岡山では有終の美を飾れるようにチーム一丸となって貪欲に勝利を目指していきます。引き続き何卒宜しくお願いいたします。

内田 優大選手のコメント

第5戦もてぎ大会は、一縷の望みをかけチャンピオン争いに挑み、優勝するという強い気持ちでサーキット入りしました。 そんな我々の気持ちとは裏腹にセッティングが決まらず、予選前にセッティングを大幅に変更しぶっつけ本番の予選となりましたが、当方と藤井選手でなんとかポールポジションを獲得し、決勝に向けチーム内も非常に明るい雰囲気でした。
決勝日は近藤監督以下全員が優勝を期待しムードも大変良い中、決勝がスタート。
藤井選手、平峰選手とトップ独走状態に入っていたところ突然のマシントラブルに見舞われてしまい、優勝争いから戦線離脱。それでもメカニックの迅速な修理で復帰し、最後の最後まであきらめることなく全員が今、やれることを100%発揮しましたが、結果は6位。シリーズタイトルもライバルチームに取られてしまい、とても悔しいレースとなってしまいました。その後は丸一日焦燥感に駆られました。
これでチャンピオン争いは決着が付いてしまいましたが、最終戦岡山大会では強い「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」の走りをして有終の美を飾りたいと思います。
どうぞ最後まで応援をよろしくお願いいたします。

平峰 一貴選手のコメント

皆様、今大会も応援有難う御座いました。 残念ながら、結果は6位に終わってしまいました。 なかなかタフな週末となってしまいましたが、日産自動車大学校の学生の皆さんと、苦しい状況の中でもベストを尽くし合えている事に感謝しています。 今大会は、勝てるだけのポテンシャルは十分にありましたが、レース中にトラブルが起きてしまい、ピットへ戻りマシンを修復するという場面にあってしまいました。 しかし、これもレース。全てが完璧に行く事は滅多にありません。 この悔しさを必ずバネにして、最終戦の岡山では強くなった24号車を皆様にお見せできるように、全力で準備に取り掛かります。 どうか最後まで、24号車の応援をよろしくお願い致します。

PHOTOギャラリー

PAGE TOP

facebook Twitter Instagram