Race Report - 第2戦 スポーツランドSUGO
一日目 予選(2016年5月14日/晴/ドライ)
予選レポート
スポーツランドSUGOが舞台となるスーパー耐久シリーズ第2戦は、2グループに分かれて3時間の決勝レースが行われ、土曜日にST-4~5クラス、日曜日にST-Xクラス・ST-1~3クラスの決勝レースが開催される事となった。
開幕戦を見事優勝で飾った、ST-Xクラスの24号車スリーボンド 日産自動車大学校 GT-Rは、予選日前日の専有走行で、トップと0.043秒差の1分20秒813の好タイムをマークし、予選を前に順調な滑り出しを見せた。
予選日は朝から晴天に恵まれ、ドライコンディションの中、 11時から予選が行われた。スリーボンド 日産自動車大学校 GT-Rは、まずはAドライバーの内田選手がアタックし、トップと僅か0.053秒差の1分22秒148の好タイムを叩き出した。続くBドライバーの予選では、藤井選手が渾身のアタックを披露し、1分21秒293を叩き出し、ポールポジション争いをしていたライバルを圧倒。両選手ともにトップタイムではなかったものの、合計でスリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、2位に0.553秒差をつけポールポジションを獲得した。
開幕戦を見事優勝で飾った、ST-Xクラスの24号車スリーボンド 日産自動車大学校 GT-Rは、予選日前日の専有走行で、トップと0.043秒差の1分20秒813の好タイムをマークし、予選を前に順調な滑り出しを見せた。
予選日は朝から晴天に恵まれ、ドライコンディションの中、 11時から予選が行われた。スリーボンド 日産自動車大学校 GT-Rは、まずはAドライバーの内田選手がアタックし、トップと僅か0.053秒差の1分22秒148の好タイムを叩き出した。続くBドライバーの予選では、藤井選手が渾身のアタックを披露し、1分21秒293を叩き出し、ポールポジション争いをしていたライバルを圧倒。両選手ともにトップタイムではなかったものの、合計でスリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、2位に0.553秒差をつけポールポジションを獲得した。
公式予選記録
ST-Xクラス
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | TIME | DELAY |
---|---|---|---|---|---|
1 | 24 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R | 内田優大/藤井誠暢 | 2'43.441 | - |
2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・GT-R | YUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔 | 2'43.974 | 0.533 |
3 | 8 | ARN SLS AMG GT3 | 白石勇樹/佐々木孝太 | 2'43.994 | 0.553 |
二日目 決勝(2016年5月15日/晴/ドライ)
決勝レポート
スリーボンド日産自動車大学校GT-R 波乱のレースを制して、開幕2連勝を達成!
ST-Xクラス、ST1~3クラスのみの決勝レースが開催された日曜日も、朝から晴天に恵まれ絶好のレース日和となった。そして14時40分、3時間におよぶ耐久レースのスタートが切られた。
予選でポールポジションを獲得したスリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、藤井選手がスタートドライバーを務め、熱い走りで1周目から後続車両を早々と引き離していった。しかし、28周目にセーフティーカーランが入り、10秒ほど築いたリードも帳消しに。後続車両がピットインを敢行する中、24号車スリーボンド日産自動車大学校GTRは、あえてコースにステイする作戦に。そして、33周目にレースが再開されたが、わずか5周後にST-1クラスのクラッシュにより、再びセーフティカーランが導入されることに。このタイミングで、24号車スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、ピットインを敢行。藤井選手から内田選手に交代して、ロスを最小限にコースへマシンを戻した。4番手に順位を落とすも、先行車両は視界のうちにあり、内田選手はチャンスを見逃さず順調にポジションを上げていった。 そして51周目に、本日3度目のSCランが導入されることに。24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、SC中の58周目にピットインをし、タイヤ無交換でラストスティントを担当する平峰選手をコースへ送り出した。その2周後にレースが再開され、この時点で24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは2番手。平峰選手は、トップを走行する10号車メルセデスを抜けずにいるうちに、後続車両の3号車 ENDLESS ADVAN GT-Rに追いつかれ、トップ争いは三つ巴の展開に。しかし、平峰選手の怒涛の猛追により80周目に24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rはトップに浮上。その後は、一気にペースを上げてトップチェッカーを目指し、24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、開幕戦に続き2連勝を達成した。
予選でポールポジションを獲得したスリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、藤井選手がスタートドライバーを務め、熱い走りで1周目から後続車両を早々と引き離していった。しかし、28周目にセーフティーカーランが入り、10秒ほど築いたリードも帳消しに。後続車両がピットインを敢行する中、24号車スリーボンド日産自動車大学校GTRは、あえてコースにステイする作戦に。そして、33周目にレースが再開されたが、わずか5周後にST-1クラスのクラッシュにより、再びセーフティカーランが導入されることに。このタイミングで、24号車スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、ピットインを敢行。藤井選手から内田選手に交代して、ロスを最小限にコースへマシンを戻した。4番手に順位を落とすも、先行車両は視界のうちにあり、内田選手はチャンスを見逃さず順調にポジションを上げていった。 そして51周目に、本日3度目のSCランが導入されることに。24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、SC中の58周目にピットインをし、タイヤ無交換でラストスティントを担当する平峰選手をコースへ送り出した。その2周後にレースが再開され、この時点で24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは2番手。平峰選手は、トップを走行する10号車メルセデスを抜けずにいるうちに、後続車両の3号車 ENDLESS ADVAN GT-Rに追いつかれ、トップ争いは三つ巴の展開に。しかし、平峰選手の怒涛の猛追により80周目に24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rはトップに浮上。その後は、一気にペースを上げてトップチェッカーを目指し、24号車 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、開幕戦に続き2連勝を達成した。
決勝結果
ST-Xクラス
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | LAP | TIME |
---|---|---|---|---|---|
1 | 24 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R | 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴 | 106 | 3:00'19.612 |
2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・GT-R | YUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/山内英輝 | 106 | 3:00'23.493 |
3 | 10 | Adenau SLS AMG GT3 | Philippe Devesa/Michael Green/密山祥吾 | 106 | 3:01'15.188 |
藤井 誠暢選手のコメント

内田 優大選手のコメント

平峰 一貴選手のコメント

予選では、内田選手そして藤井選手が素晴らしいアタックラップをマークしてポールポジションを獲得。自分自身もとても嬉しかったです。決勝は藤井選手がスタートを担当され、1周目からもの凄い勢いで2番手との差を広げトップをキープ!内田選手も、コース上にオイルや砂利が沢山ありながらとても冷静な走りで凄かったです!徐々に自分の出番が近づいて、状況をチームから聞いて把握して自分の仕事に集中しました。ピットアウトしたら2番手。トップは目の前。必ず勝ちたいと思い、時間は掛かってしまいましたが何とか相手のミスを見逃さずトップに立てました。3号車エンドレスも僅差ですぐ後ろにいたのでとにかくプッシュプッシュ!って感じでした。チームと藤井選手から情報、励ましの言葉、アドバイスなど随時無線で話して頂いていました。そのお蔭で最後まで集中を切らさず走り、 2戦連続優勝することが出来ました。本当に嬉しいしです。チーム、内田選手、藤井選手そして関係者全ての皆様に感謝しています。次も勿論優勝を目指して頑張ります。これからも応援宜しくお願いします。
エンジニアのコメント
今回のRd2 菅生は、今年から採用されたグループ毎で行われる最初のレースとなり、また通常の3時間レースである事からスプリント的要素が含まれるレース展開が予想されました。また菅生サーキットはコースレイアウト的にオーバーテイクが難しいコースである為に予選順位を重視して練習走行時に予選シミュレートを行いセットアップを確認。結果、各ドライバー毎の順位では1位を取る事が出来ませんでしたが、合算タイムできっちりポールポジションを獲得して決勝の主導権を握る事が出来ました。迎えた決勝はポールポジションから順調にタイムを刻み後続を引き離す序盤でしたがスタート後35分付近でセーフティカーが入り波乱の展開へ…。その後2回もセーフティカーが入る荒れたレースとなりましたが、ドライバーとスタッフが的確な仕事を行いチームの総合力で勝ち取れた勝利だと実感出来たレースでした。次戦は4時間レースと、今年から導入されるレースフォーマットとなるのでしっかりと準備して良い結果を残したいと思います。