Super GT:第一日目予選

 

日付 2011年9月24日
天候 晴れ
気温 21℃
路面温度 34℃(午後1時30分)

予選レポート

シリーズ終盤のSUGO、 手ごたえある走りで追い上げを目指す。

いよいよ今シーズンも大詰めを迎えた全日本選手権フォーミュラ・ニッポン。 前回第5戦鈴鹿が天候不良のため、イベントがキャンセルされたため、 今回はおよそ1ヵ月半ぶりの戦いとなる。今回の舞台は、 宮城・スポーツランドSUGO。予選日は秋晴れに恵まれ、レース日和そのもの。 燦々と照りつける日差しながら、吹く風は涼しく観客にとってはとても 心地よい一日となった。 午前中の公式練習では精力的に周回を重ねたアンドレア・カルダレッリ選手。 何しろ自身初のSUGOゆえ、まずはコースに慣れることからはじめる必要がある。 セットアップに時間を割くことより、実走行によるマイレージを重ねることで クルマとタイヤのフィーリングをつかむことを優先。結果、午後からの予選に 向けて方向性を見出すことに成功した。 迎えた予選1回目。今回はノックアウトによるタイムアタックのため、まずQ1で上位12台入りを狙う必要がある。ユーズドタイヤでフィーリングを確かめたカルダレッリ選手は、ニュータイヤでのアタックに挑み、1'08.750の自己ベストタイムをマーク。だが、12位までに0.1秒強及ばず。惜しくもQ2への進出は果たせずに予選を終了。決勝は14位から巻き返しを狙う。

選手のコメント

アンドレア・カルダレッリ選手

Q2までほんとにあと一歩のところまで攻めることができたのですが…。 またもQ1で予選を終えることになってしまって本当に残念です。今朝、初めて SUGOのコースを走り、割と走りやすいし、それなりに手ごたえがあったのですが、 まだもう少しクルマのフィーリングを含め、勉強をしなきゃいけないということですね。 やはり予選での一発をタイミングよく出せるようにならないと。決勝も決して抜きやすい コースではありませんが、でも走るごとに進歩しているという確信はあるので、着実に レースをしていけばいいと思います。

エンジニアのコメント

エンジニア

クルマのセットアップに時間をかけるよりは、初めての走行となる SUGOでの距離を伸ばしてコースに慣れたいという本人の希望もあり、周回数を 重ねることになりました。手ごたえもあり、ニュータイヤを装着したときには、 しっかり結果も出てきたのでよかったと思いました。Q1ではニュータイヤを 2セット投入する予定をしていました。惜しくもQ2への進出はかないません でしたが、コースレイアウトもシンプルなので、決勝ではさらに進化した パフォーマンスを見せてくれると思います。明日の朝、フリー走行で 何パターンか用意した作戦を試し、決勝に向けて絞り込んでいきたいと思います。

リザルト

公式予選記録

Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 Q3
1 7 Team LeMans 大嶋 和也 1'07"591 1'07"247 1'07"125
2 36 PETRONAS TEAM TOM’S アンドレ・ロッテラー 1'08"346 1'07"737 1'07"131
3 41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 塚越 広大 1'07"721 1'07"515 1'07"246
14 3 KONDO RACING アンドレア・カルダレッリ 1'08"750