日付 | 2011年11月13日 |
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天候 | 晴 |
気温 | 18℃ |
路面温度 | 26℃(正午) |
コンスタントに攻めの走りを見せ、9位フィニッシュ
富士スプリントカップ大会3日目。フォーミュラ・ニッポンの決勝レースは青空が広がる中、正午にスタートが切られた。
スタート直後の1コーナーで多重クラッシュが発生。No.3 KONDO RACINGのアンドレア・カルダレッリ選手はこれをうまく回避したものの、惜しくもポジションダウン。また、レース序盤のクルマの状態をうまくコントロールすることにやや戸惑うこともあり、しばしガマンの周回を続けた。
中盤に入ると、タイヤにも熱が入り、またクルマのバランスも向上。これでリズムをつかんだカルダレッリ選手は次第にペースアップ。周りの車両に引けをとらないタイムを刻み始める。さらに後半に入ると、8位へのアプローチも可能なほど好走を披露。タフなレースでの強さをしかとアピールした。
その一方で、後方からポジション挽回を狙うクルマがカルダレッリ選手を猛追。序盤の猛プッシュですでにタイヤを酷使したため、長い間、プレッシャーの中で周回を重ねることになったが、集中力を切らすことなく見事に後続車をシャットアウト!
9位をキープしたままチェッカーを受け、今シーズン最後のレースを締めくくった。
スタートで大きく出遅れたことで、1コーナーでのアクシデントに巻き込まれずに済んだという考えもあるし、単純にポジションダウンすることになってアンラッキーだったという思いもありますね。今日のレースを見る限り、レースラップを他車と比較しても、遜色なく走れるようになったことは高く評価できると思います。あとはもうワンステップ上の集団の中に加わることができれば、次のステージでの戦いができるようになるでしょう。今は競ってオーバーテイクするにはあとちょっと、というところですね。今回は今シーズン最後のレースでしたが、タイヤのマネージメント、ドライバー同士の駆け引きなど、いろいろとつかみどころを押さえたレースができていたと思います。レースのマネージメントに関してはもともと高いものを持っているので、そこに磨きをかけて走れるようになればさらに速さがついてくると思います。
決勝結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | LAP | TIME | DELAY | BEST TIME | |
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1 | 1 | TEAM IMPUL | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | 22 | 32'17.217 | 185.986 | 1'27.632 | |
2 | 8 | Team KYGNUS SUNOCO | 石浦 宏明 | 22 | 32'23.664 | 0'06.447 | 1'27.874 | |
3 | 37 | PETRONAS TEAM TOM'S | 中嶋 一貴 | 22 | 32'35.648 | 0'18.431 | 1'28.042 | |
4 | 7 | Team LeMans | 大嶋 和也 | 22 | 32'38.065 | 0'20.848 | 1'28.418 | |
5 | 36 | PETRONAS TEAM TOM'S | アンドレ・ロッテラー | 22 | 32'38.473 | 0'21.256 | 1'28.430 | |
6 | 40 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 伊沢 拓也 | 22 | 32'40.128 | 0'22.911 | 1'28.597 | |
7 | 41 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 塚越 広大 | 22 | 32'41.029 | 0'23.812 | 1'28.529 | |
8 | 16 | TEAM 無限 | 山本 尚貴 | 22 | 32'43.024 | 0'25.807 | 1'28.699 | |
9 | 3 | KONDO RACING | アンドレア・カルダレッリ | 22 | 32'45.412 | 0'28.195 | 1'28.430 | |
10 | 2 | TEAM IMPUL | 平手 晃平 | 22 | 32'46.493 | 0'29.276 | 1'28.400 |
Fastest Lap
No. | TEAM | LAPTIME |
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1 | TEAM IMPUL | 1'27.632 |
1コーナーでの出来事にはガッカリです。スタート直後の1コーナーではアクシデントが2つもあったんです。さらに出遅れてしまいました。序盤はクルマのバランスがあまりよくなくてコントロールが難しい状態だったんですが、次第にバランスが取れてきて徐々にコンスタントに走れるようになりました。タラ・レバにはなりますが、キチンとスタートを決めて1コーナーでのアクシデントの影響を受けなければ、もっといいポジションでチェッカーを受けることができたと思うと、やはり悔しいですよね。今シーズンはタフな条件でのレース参戦になっただけに、思うような結果が残せず残念です。期待していてくれた皆さんのためにももっといい成績を残したかったですね。