2012年シーズン、KONDO RACINGは13位発進!
日付 | 2012年4月14日 |
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天候 | 晴れ |
気温 | 16℃ |
路面状況 | ウェット/ドライ |
路面温度 |
4月14日、2012年の全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦が開幕。この日はフリー走行および公式予選が行われた。今シーズン、No.3 KONDO RACINGのステアリングを握るのは、安田裕信選手。SUPER GTでもチームマシンをドライブしており、すでにチームとのコミュニケーションにはなんら問題はない。自身も昨シーズンまで全日本F3選手権に参戦しており、フォーミュラレースでの実戦も申し分ないことから、チームではシーズン早々からの上位進出をもくろんでいる。
開幕戦ということもあり、金曜日にもフリー走行枠が設けられ、チームでは早速クルマのセットアップを進めたいところだったが、思わぬトラブルが発生。幸い、シューティングは可能であったため、すぐさまスタッフが修復作業に取りかかった。このピット作業によって存分なセットアップこそ時間の確保が難しい状態ではあったが、安田選手自身はモチベーションをしっかりと保ったまま土曜日の予選に挑んでいる。
朝から雨に見舞われた土曜日。フリー走行はフルウェットの中で行われたが、時間の経過とともに雨も上がり、午後からの予選はウェット宣言下ながらスリックタイヤでのアタックが可能なコンディションでアタックが始まった。
今回の予選はノックアウト方式を採用。安田選手はまずQ1を1'41.214、11番手のタイムで通過。Q2へと駒を進めた。次のステージ、Q2は7分間のアタック。13台のうち8台が最終アタックのQ3へと進出ができる。リズムをつかみ始めた安田は果敢にアタックを行ったが、気持ちが走りを上回ったのかシケインでブレーキングミス。ベストタイム1'40.963は13番手にとどまったため、惜しくもQ3への進出はかなわなかった。
金曜のフリー走行ではトラブルがあり、あまり走れなかったんです。それに朝のフリーがウェットだったので、クルマのセットアップが確認できず心残りでした。予選ですが、Q1はコースアウトしないように慎重になったものの、スリックタイヤのアタックで11番手につけることができました。Q2はうまくアタックできていたんですが、シケインのブレーキングでミスってしまい、コンマ3くらいロス。結果として2ポジションくらい損したかなと思います。クルマは走るたびによくなってきてるので、明日の決勝はシングルポジションlを狙っていきます。しっかりポイントを取って次につなげたいですね。
金曜日はトラブルというかチームとしてのミステイクです。昨日のうちに直して、朝からそれを確認し、きちんと元に戻ってました。そこからセットを少し変えて、予選に備えました。第一目標であるQ1突破はかないましたが、Q2のコンマ数秒のところが届きませんでしたね。やっぱり、金曜日にちゃんとはしれなかったことが響いたと思います。とはいえ、クルマとしては予定どおりのスタート台に戻っているので、ここからどこまで進めるか、見ていただきたいですね。
公式予選記録
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | Q1 | Q2 | Q3 | |
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1 | 40 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 伊沢 拓也 | 1'41.002 | 1'40.266 | 1'39.583 | |
2 | 41 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 塚越 広大 | 1'40.293 | 1'40.004 | 1'39.681 | |
3 | 2 | PETRONAS TEAM TOM'S | 中嶋 一貴 | 1'40.444 | 1'39.988 | 1'39.705 | |
13 | 3 | KONDO RACING | 安田 裕信 | 1'41.214 | 1'40.963 | - |
僕としては合格点をあげたいくらいですが、本人は全然らしい。フォーミュラもGTも経験が豊富なので、なんだか初予選・レースという感じがしないんです。本人はQ2のシケインでミスして突っ込みすぎてもったいないことをしちゃった、って言ってますが、まぁこれからでしょう。明日のレースでシングルフィニッシュ、もしくはポイント獲得ができれば、と思います。前向きにクルマの状態がよくなってきたということがわかっているようなので、雰囲気も悪くないし、楽しみですね。
レースがスタートすればあとは自分の力でうまくコントロールすると思います。チームにもしっかり溶け込んでいるし、コミュニケーションの問題もないし、安心して決勝を見届けたいと思います。