Super GT:第二日決勝

今季2度目のもてぎ戦で手応えある9位フィニッシュ!

日付 2012年8月5日
天候 晴れ
気温 35℃
路面状況 ドライ

決勝レポート

8月5日、前日同様、夏の厳しい日差しの下、栃木・ツインリンクもてぎで全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦の決勝レースが行われた。時間の経過とともに気温、路面温度ともに上昇。52周にわたるタフな走りに挑戦したKONDO RACINGの安田裕信選手は、途中ファステストラップをマークし、自己最高位となる9位でレースを終えた。

決勝日の午前8時50分からフリー走行がスタート。前日予選を終えてから、セットアップを再度見直し、決勝に向けてのクルマ作りを進めたチームでは、まずセット確認から入り、微調整を繰り返した。安田選手はセッション終盤に暫定トップタイムとなる1分37秒930をマーク。最終的には2位となったが、前日のノックアウト予選では自身初のQ3へ進出を果たしていることもあり、いい流れの中で戦いを迎えることは明らかだった。

午後2時のスタートを迎え、気温は34度、路面温度に至っては51度まで上昇。まずはクリアスタートを決めてポジションアップを狙いたいところではあったが、安田選手は軽くホイールスピンを喫し、スタート直後に後続の2台に先行を許し、さらには4コーナーで1台、加えてS字でも1台に先行されるという思わぬ展開に苦戦した。

だが、その後は他車のトラブルなども重なり、徐々にポジションアップ。周りが次々とルーティンワークのピットインを行う中、28周目に自己ベストタイムを更新、30周目にピットへとマシンを戻した。待ち受けたスタッフがスピーディに作業を行い、安田選手を再びコースへと送り出す。後半は9番手で周回を重ね、32周目にはファステストラップとなる1分38秒168をマーク! 好走でしかと存在感をアピールした。

レース終盤には、前方車両との差をつねに1秒台に保ち、つねに攻めの態勢を維持。逆転のチャンスを伺ったが、ストップ&ゴーのレイアウトを持つもてぎではそのタイミングが難しく、結局ポジションキープの9位でチェッカー。しかしながら、安田選手は自身最高位の結果を残すことに成功した。

近藤監督のコメント

近藤監督

オープニングラップで少しコースアウトした影響でポジションを下げてしまったようです。レースラップは優勝したJP(・デ・オリベイラ)は別として、その他とは大差なかったみたいなので、いい戦いができたのではないでしょうか。それを考えると、決勝はスタートがすべてだったかもしれませんね。予選でベスト8に入り、いよいよ戦える態勢になってきたのではないかと思うし、あとはレースをうまくまとめていくかが問われてくるでしょう。サーキットの特性上、ここは早くに抜いてしまわないとあとはそのままの順位でレースをすることになる可能性が高いので、厳しかったですね。ただ、レースラップでは申し分なかったし、あとはタイヤもブレーキもマネージメントできていたので、前回、第2戦で戦ったことをきちんと学習していたようです。残り2つですが、今日のようないいところをもっとたくさん見せて欲しいです。レースではいい走りを見せましたが、リザルトが残せなかった。でも、レースってリザルトが全てですからね。

選手のコメント

安田裕信選手

まずスタート直後で2台に先行されました。4コーナーではイン側で粘っていたら、アウトから1台前に出られてしまい、S字では、前を行く小暮さん(32号車)と大嶋さん(7号車)の真後ろについたら、態勢を崩してしまい、アウトから山本選手(16号車)にも抜かれてしまい、合計4台に先行されてしまいました。あれがなければトップ3に入れるスピードを後半に披露できたと思いますね。

ただ、ポイントを獲るためのレースをしているのではなく、上位の順位を目指してレースをしているので、1ポイント、2ポイントでは何も変わらないですね。前向きな気持ちをもって、次のレースでもQ3まで残ってしっかりと戦えるようにしたいと思います。

暑くて厳しいレースになりましたが、今年2度目のもてぎでいい戦いもできたし、残りのレースでは、まず予選でいい順位を出して、決勝では表彰台を狙っていきたいですね。今回はスタッフがみんなすごくガンバってくれました。それに応えるようなレースをしていきたいと思います。

エンジニアのコメント

エンジニア

当初の目標がQ3進出だったので、Q3に出られるクルマでないと、決勝をしっかりと戦えないというのを実感しました。結果としてQ3までギリギリに残るのではなく、レースラップを見ても、やはり悪くはないけれど、上位のクルマはペースにも余力があったと思うので、そのあたりの差を感じたので、今後はベースのクルマの速さを追求していかないと、Q3でいい順位は狙えないと思います。
次の目標はそこにもっていけたのが、今回のレースでした。
速さだけでなく、タイヤのマネージメント、燃費のコントロールも含めたクルマを作っていくことが必要ですね。

ルーキーゆえに速さを求めるクルマを作ることをメインにやってきましたが、次はレースで結果を残すために何をしなきゃいけないかがわかったので、次のステップを目指すにはいい戦いだったと思います。

リザルト

決勝結果

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Pos. No. TEAM DRIVER LAP TIME DELAY BEST TIME  
1 19 TEAM IMPUL ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 52 1:26'38.128 172.91km/h 1'38.614  
2 1 PETRONAS TEAM TOM'S アンドレ・ロッテラー 52 1:26'56.254 18.126 1'38.621  
3 41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 塚越 広大 52 1:27'05.919 27.791 1'38.908  
4 2 PETRONAS TEAM TOM'S 中嶋 一貴 52 1:27'06.568 28.440 1'38.998  
5 40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 伊沢 拓也 52 1:27'13.323 35.195 1'38.783  
6 8 Team KYGNUS SUNOCO ロイック・デュバル 52 1:27'14.111 35.983 1'39.029  
7 20 TEAM IMPUL 松田 次生 52 1:27'14.201 36.073 1'38.649  
8 38 Project μ/cerumo・INGING 平手 晃平 52 1:27'15.613 37.485 1'38.767  
9 3 KONDO RACING 安田 裕信 52 1:27'16.515 38.387 1'38.168  
10 39 Project μ/cerumo・INGING 国本 雄資 52 1:27'40.971 1'02.843 1'38.812  

Fastest Lap

No. TEAM LAPTIME
3 KONDO RACING 1'38.168 (32/52) 176.08km/h