流れを掴み切れず15番手に甘んじる
日付 | 2012年9月22日 |
---|---|
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ |
路面状況 | ドライ |
2012年の全日本フォーミュラ・ニッポンも残り2戦。今回は、宮城・スポーツランドSUGOで第6戦を迎えるが、KONDO RACINGにとっては厳しい予選結果が待ち受けることになった。
爽やかな秋晴れに見舞われた土曜日。日差しは強いものの、カラリとした好天気にフォーミュラカーのエキゾーストサウンドが軽やかに響く。そんな中、まず朝9時からフリー走行が行われ、セットアップの確認を行った安田裕信選手だったが、フィーリングが今ひとつ良くない状態で鈍い滑り出しとなってしまった。
午後からの予選に向けてチームは入念にセットアップを繰り返すなど、チームは限られた時間内で出来うる限りのフォローを行い、最終の準備を進めた。尚、今回の予選はノックアウト方式を採用。まず18台中上位13台に残らなければQ1からQ2への進出を果たすことができない。1'08.568という安田選手の自己ベストタイムは総合15番手に留まり、結果、Q1にてチャレンジを終了することになった。
決勝は後続からの追い上げを狙うことになるが、68周をしっかりと走破し、好成績獲得を狙う。
朝のフリー走行は、前回のもてぎでの決勝からのいい流れをそのままに…と思っていたのですが、その延長上というよりも、思った以上に菅生のコースコンディションに合わず、苦戦することになりました。予選までの間になんとかスタッフができる限りのことをしてくれたのですが、それでも足りない部分がたくさんありすぎて…。前回、調子が良かっただけにちょっと悔しいです。明日は天気があまり良くないので、またそれを機に流れを変えて頑張りたいと思っています。
今日の予選では、最終的にオートポリスやもてぎでやったように、厳しい状況のときになんとか調整できていたセット変更が今回は通じませんでした。フィーリングが良くなったとしても、数字としてタイムアップに反映できる状態ではなかったですね。厳しい結果に終わってしまいました。まず、クルマのダメなところをキチンと検証し、雨になっても晴れになっても対応できるよう、しっかりとメニューを準備し、レースに備えて行こうと思います。
公式予選記録
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | Q1 | Q2 | Q3 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 40 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 伊沢 拓也 | 1'07.420 | 1'07.406 | 1'07.062 | |
2 | 41 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 塚越 広大 | 1'07.574 | 1'07.421 | 1'07.083 | |
3 | 20 | TEAM IMPUL | 松田 次生 | 1'07.597 | 1'07.535 | 1'07.234 | |
15 | 3 | KONDO RACING | 安田 裕信 | 1'08.568 |
ここは特徴なのか、持ち込みの状態が悪いと、なにをやってもタイムアップするのがとても難しいですね。そういう意味でも予選は厳しい結果となってしまいました。一方で、明日の天候は決して良くないと聞いてます。幸い、うちは金曜日のフリー走行で雨になったときにいい走りができていたので、チームとして恵みの雨になるのではないかと。この雨を味方にして戦略も増やせるし、場合によってはセーフティカーもうまく使ってレースができればいいなと思います。