高速コースを攻略し切れず、後方スタートに
日付 | 2012年11月3日 |
---|---|
天候 | 曇り |
気温 | 15℃ |
路面状況 | ドライ |
いよいよ今シーズンの最終戦を迎えた全日本選手権フォーミュラ・ニッポン。第7戦の舞台は今年開設50周年を迎えた三重・鈴鹿サーキット。シーズン初となる2レース制で展開するラストレースに、KONDO RACINGは有終の美を飾ろうと決起して鈴鹿へと乗り込んだ。
薄曇りの朝となった土曜日。午前9時35分から1時間のフリー走行でクルマのセットアップを進めていきたいチーム、そして安田裕信選手。持ち込みのセットから調整を重ね、徐々にタイムアップを狙ったのだが、決め手がなかなか見つからないまま、朝の走行を終えた。
その後、予選に向けて最終調整を時間いっぱい行ったNo.3 KONDO RACING。午後からの予選はいつもと同様のQ1からQ3までのノックアウト方式予選でグリッドが決定するのだが、今回は2つレースを行うため、Q1での予選結果がレース1の、そしてQ3での結果がレース2のグリッドとして採用されるルールになっている。なんとしてもQ2、Q3へと駒を進めたい…。そんな気持ちで午後1時30分からの予選に挑んだ。
与えられた時間は20分。しっかりとタイヤに熱を入れて走行を開始した安田選手。ユーズドタイヤでの感触を確かめたあと、ニュータイヤを装着し、アタックに入った。刻んだタイムは1分40秒626。そしてポジションは15番手。Q2に進出できるのは上位13台であったため、惜しくもQ1をもって予選セッションが終了した。
これにより、明日の第1レース、第2レースとも、15位から追い上げを見せることになった。
予選終了後からデータを色々と見直ししています。現状でどう悪いのか、足りないのかを確認したところ、セットアップで狙ったところが少し行き過ぎていることがわかりました。それを見直し、明日の2レースに挑みたいと思います。
予選結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 19 | TEAM IMPUL | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | 1'39.441 | 1'39.195 | R 1'38.700 |
2 | 41 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 塚越 広大 | 1'39.336 | 1'39.018 | R 1'38.774 |
3 | 20 | TEAM IMPUL | 松田次生 | 1'39.231 | 1'38.873 | R 1'38.870 |
15 | 3 | KONDO RACING |
安田裕信 | 1'40.626 |
前々回のもてぎでは手応えを得ることができたのですが、前回の菅生ではうまく高速コーナーを合わせ込むことができなかったんです。そこで色々準備して鈴鹿に入ったのですが、その良くない流れが今回の鈴鹿でも残ってしまいました。特にセクター1が遅く、色々とトライして調整を続けましたが、解決策を見いだすことができませんでした。思うような走りができず、悔しいですが、明日はスタートで順位を上げて粘り強くレースをしたいと思います。