果敢に挑戦したスーパーラップ予選、惜しくも最後尾に終わる
日付 | 2012年11月17日 |
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天候 | 雨 |
気温 | 13℃ |
開催地 | 富士スピードウェイ |
路面状況 | ウエット |
2012年のシリーズ戦はすべて終了したが、Formula NIPPONとSUPER GTを同時に開催するビッグイベント、JAF Grand Prix - SUPER GT & Formula NIPPON - "富士スプリントカップ 2012"が11月16日から3日間にわたって行われ、KONDO RACINGではフォーミュラ・ニッポンおよびSUPER GTの両カテゴリーに参戦、シーズン最後の戦いに全力を尽くすことになった。
フォーミュラ・ニッポンのチームドライバー、安田裕信はSUPER GTにも参戦するためダブルエントリーとなったが、3日間、タイトなスケジュールに取り組んだ。
まず、金曜日に行われたフリー走行。気温15度、路面温度25度という晩秋の青空の中で実施された。セットアップを進める一方、ニュータイヤでの確認、さらにはタイムアタックのシミュレーションなど、様々なメニューをこなして1時間を終了。安田選手は13番手につけることになった。
予選が行われたのは、大会2日目。朝からあいにくの雨に見舞われた。冷たい雨の降る中、午前10時5分、気温は9度、路面温度も9度とシーズン中とは大きく異なるコンディションでのタイムアタックが始まる。しかも今回はシリーズ中と異なり、ノックアウトではなく、スペシャルステージでのアタック。1台ずつがコースインし、アタックできるのはわずか1周。緊張感はすでにSUPER GTで体験ずみとはいえ、安田選手も緊張感が高まる中、コースへと向かうことになった。
今季ランキング下位からアタックがスタート。小雨が降り、路面はフルウェット状態。しかし、このアタックではアタックラップを競うだけではなく、直線上のトップタイム、最高速も計測され、最高速トップ3を競うことになっている。
5番手に出走した安田選手。順調にセクター1を通過、さらにセクター2では先に出走したドライバーを上回る区間タイムをマーク!勢いに乗った。だが、好事魔多し。バランスを少し崩したため、態勢を立て直そうと奮闘したが、堪え切れずにダンロップコーナーで痛恨のオーバーラン。アタックラップ中のコースアウトは、規則によりノータイム扱いに。結果、決勝は最下位から挑むことになった。
予選では最高速を狙おうと果敢にアタックしたのですが、うまく噛み合わず、オーバーランしてしまいました。ただ、スペシャルステージでのアタックラップ時のコンディションは雨で決して良いとはいえない状況ではありませんでした。それでも攻めの走りにチャレンジしたことは良かったと思います。
予選がスペシャルステージとなり、雨の中、難しいコンディションでアタックした結果が、オーバーランに終わりました。残念です。決勝ではしっかりと速さを出してレースをしたいと思います。
レース1予選結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | TIME | DELAY | TOP SPEED |
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1 | 41 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 塚越 広大 | 1'40.384 | 163.640km/h | 269.058 |
2 | 1 | PETRONAS TEAM TOM'S | アント?レ・ロッテラー | 1'40.577 | 0.193 | 278.854 |
3 | 39 | Project μ/cerumo・INGING | 国本 雄資 | 1'40.927 | 0.543 | 270.948 |
18 | 3 | KONDO RACING | 安田 裕信 | 271.972 |
攻めた結果がコースアウトになってしまいました。結果的にはコースアウトで終わりましたが、雨の量に左右された予選になってしまいました。これもやはり、運不運が安田に限らずありましたね。日曜の決勝は天気の中でできるでしょうから、最後尾からどこまで追い上げられるか、その頑張りに期待したいですね。