Super GT:第二〜三日決勝

 

日付 2012年11月18日
天候 晴れ
気温 19℃
開催地 富士スピードウェイ
路面状況 ドライ

決勝レポート

迎えた大会3日目。前日とは打って変わり、好天気に恵まれた富士スピードウェイ。多くの観客がメインスタンドを埋め、レースに華を添えた。来年からは「スーパーフォーミュラ」と名称が変わるため、この一戦がフォーミュラ・ニッポンとして最後の戦いとなる。

正午にスタートが切られた決勝レース。気温は15度、路面温度は22度とまずまずのコンディションで22周、100km先のゴールを目指した。No.3 KONDO RACINGの安田選手はまずクリアスタートを決めたが、そのオープニングラップのAコーナーで他車と接触。ウィングを傷め、ピットインを余儀なくされた。

スプリントレースでのピットインは厳しい結果を意味するものとなったが、それでも作業を終えてコースへと復帰した安田選手は力強い走りを披露。コンスタントに速いラップタイムを刻み続け、最後の最後まで諦めない姿勢を貫いた。結果、1ラップ遅れの16位でレースを終えたが、ベストラップでは上位陣と遜色のない速さをマークする健闘を見せた。

安田 裕信選手のコメント

安田 裕信選手

スタートして1周目に10号車の金石さんとAコーナーで接触しました。それでピットインし、ウィングを交換してレースに復帰しました。それからはタイム的にも良かったし、ベストラップ4番手が獲れるなど、ペースは良いものでした。今シーズンはひたすら上を見てチャレンジを続けるという姿勢でガンバってきたと思います。レースを重ねるごとに自分の欲というか、目標も高くなり、さらに頑張ることができました。

エンジニアのコメント

エンジニア

オープニングラップでの接触により、ウィングを交換することになりました。仕方ないですね。クルマは相変わらず決勝でガソリンが重くなるとバランスがそこそこよくなり、ラップタイム的にも他と同じくらいの速さを引き出すことができました。これからは予選でのラップタイムを上げることが課題です。予選でのスピードを出して、決勝でも速さと強さをキチンと出せるようなクルマに仕上げていきたいということです。

リザルト

レース1決勝結果

GT500
Pos. No. TEAM DRIVER LAPS TIME DELAY
1 40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 伊沢 拓也 22 32'10.212 186.66km/h
2 19 TEAM IMPUL ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 22 32'10.527 0.315
3 8 Team KYGNUS SUNOCO ロイック・テ?ュハ?ル 22 32'11.558 1.346
4 39 Project μ/cerumo・INGING 国本 雄資 22 32'14.805 4.593
5 20 TEAM IMPUL 松田 次生 22 32'15.632 5.42
6 38 Project μ/cerumo・INGING 平手 晃平 22 32'17.548 7.336
7 2 PETRONAS TEAM TOM'S 中嶋 一貴 22 32'18.256 8.044
8 16 TEAM 無限 山本 尚貴 22 32'31.248 21.036
9 31 NAKAJIMA RACING 中嶋 大祐 22 32'34.358 24.146
10 7 Team LeMans 大嶋 和也 22 32'36.795 26.583
16 3 KONDO RACING 安田 裕信 21 32'03.760 1Lap

Fastest Lap

No. TEAM LAPTIME
19 TEAM IMPUL 1'26.642(2/22)189.594km/h