Super GT:第一日目予選

KONDO RACING、開幕戦は15位から挽回を狙う

日付 2013年4月13日
天候 晴れ
気温 15℃
路面状況 ドライ

予選レポート

今シーズンの開幕戦を迎えた全日本選手権スーパーフォーミュラ。名称が「フォーミュラニッポン」から新たに「スーパーフォーミュラ」へと変わり、チームも気を新たにシーズンを戦うこととなった。

土曜日は青空がサーキット上空に広がったものの、気温は思ったより低く、まだ肌寒い天候。そんな中、チームドライバーの安田裕信選手は、まず午前中のフリー走行を16番手で終了し、午後からの予選に向けてさらにエンジニアとクルマのセットアップに関してミーティングを重ねた。

迎えた午後の予選。Q1からQ3までのノックアウト方式のタイムアタックが採用され、まず1時50分からQ1がスタートする。ここで全車19台から14台に選抜されることになるが、果敢にアタックを続ける安田選手は周回を重ねるたび、じわりじわりとタイムアップに成功。1分40秒257の自己ベストタイムをマークした。しかし、ポジションは15番手。Q2に進出できる14番手とはなんと0.032秒という僅かな差でQ2へのアタックチャンスをつかむには至らなかった。

翌日の決勝は昨年よりも50km長い300kmレース。体力勝負の面もある難しい戦いとなるが、後方からしっかりと追い上げの展開になることを期待したい。

近藤監督のコメント

近藤監督

富士でのテストでは、いい結果だったので、そのイメージを持って鈴鹿入りしたのですが、もともとチームとして不得意の鈴鹿ではうまくいきませんでしたね。依然として課題が残っています。ドライバーだけの問題ではなく、チームとしてしっかりボトムアップできるようしたいのですが、まだ、解決策を見つけている途中です。どこか一ヶ所が悪いのであれば改善もできるのですが、少しずつ何かが悪いという感じなので、難しい。まずは開幕戦なので、しっかり次に繋げられるよう、1点でも多くのポイントを獲ることができるようなレースをして、次のレースに弾みをつけたいと思います。

安田選手のコメント

安田裕信選手

もともとチームとして鈴鹿には苦手意識があるようで、なかなかオイシイところ(セットアップ)が見つかっていません。結局そのまま開幕戦を迎えました。僕自身、鈴鹿は苦手ではないしレースペースもいいです。それに、距離が長くなったことはなんとも思っていないので、これをチャンスに頑張ります!

エンジニアのコメント

エンジニア

持ち込みで用意してきたセットに対し、手応えがあると思っていたのですが、いざ走行が始まり、フタを開けてみたら全然フィーリングが異なるものになっていました。時間のある限り調整を続けて予選に挑んだのですが、最後まで残ることはかないませんでした。決勝に向けては、オフの間のテストで良かったセットと、今日の結果、現状をしっかり見据えたうえで新しいものを用意します。それを朝のフリー走行で確認して、挑む予定です。

リザルト

公式予選記録

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Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 Q3  
1 40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 伊沢 拓也 1'40.155 1'38.712 R 1'38.217  
2 32 NAKAJIMA RACING 小暮 卓史 1'38.855 1'38.751 R 1'38.333  
3 19 Lenovo TEAM IMPUL ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'39.246 R 1'38.674 R 1'38.546  
15 3 KONDO RACING 安田 裕信 1'40.257 - -