厳しい戦いを走破し、6位入賞!
日付 | 2013年9月29日 |
---|---|
天候 | 晴 |
気温 | 24℃ |
路面状況 | ドライ |
前日同様、爽やかな秋風が吹く好天気に恵まれたスポーツランドSUGO。第6戦の決勝レースは、68周の戦いのうち4度にわたるセーフティカーランが導入される波乱の戦いになった。
午後3時、クリアスタートが切られた決勝レース。予選15位から12位までポジションを上げてオープニングラップを終えたKONDO RACINGの安田裕信選手。着実なレースを続けようと周回を重ねる中、3周目にコースアウトを喫した車両がスポンジバリアに突っ込んだことで、レースはセーフティカーがコースインした。
チームではタイミングを見計らい、6周終了時にピットインを敢行。給油のみの作業で安田選手をコースへと送り出した。レースはその後も出入りの激しい落ち着かない展開を繰り返す。なんと、7周目にSCランが解除されたのだが、その翌周には再びSCがコースインする事態となってしまう。さらには27周目、3度目となるSCランが導入される。このタイミングでルーティン作業のためにピットに戻る車両が続出、これでポジションアップを果たすことになった安田選手は6番手でレース前半を折り返すことになった。
安田選手はそのままポジションキープする健闘をみせていたのだが、再び4回目となるSCランが58周目に始まってしまう。コースアウトした車両回収が終わり、再スタートしたのが64周終了時。これに先立ち、上位陣の1台がペナルティを受け、ポジションを下げていたことから安田選手は5番手に浮上していたのだが、1コーナーで後続の車両に先行を許し、再び6位で周回を重ねていた。
再スタート後は再び後続車との激しい攻防戦を強いられながらも、見事にポジションをキープ。大荒れのレースの中でもしぶといレース運びで今季自身最高位の6位で初ポイントを獲得し、戦いを終えた。
レースタイムを他と比較する限り、決して速さがある状況ではありませんでした。それでもしぶとく走ってくれて、キチンと結果を残してくれました。チーム的には苦手なSUGOでこのような成績が残せたのはうれしいです。荒れたレースで最後まで諦めず、冷静に走り切ってくれましたね。
決勝結果
Pos. | No. | TEAM | DRIVER | LAP | TIME | DELAY | BEST TIME | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | ロイック・デュバル | 68 | 1:37'08.879 | 155.571km/h | 1'09.310 | |
2 | 2 | PETRONAS TEAM TOM'S | アンドレ・ロッテラー | 68 | 1:37'08.920 | 0.041 | 1'09.179 | |
3 | 16 | TEAM無限 | 山本 尚貴 | 68 | 1:37'11.399 | 2.520 | 1'09.399 | |
4 | 39 | P.MU/CERUMO・INGING | 国本 雄資 | 68 | 1:37'13.519 | 4.640 | 1'08.998 | |
5 | 20 | Lenovo TEAM IMPUL | 松田 次生 | 68 | 1:37'14.103 | 5.224 | 1'10.368 | |
6 | 3 | KONDO RACING | 安田 裕信 | 68 | 1:37'17.982 | 9.103 | 1'10.537 | |
7 | 31 | NAKAJIMA RACING | 中嶋 大祐 | 68 | 1:37'18.688 | 9.809 | 1'09.249 | |
8 | 32 | NAKAJIMA RACING | 小暮 卓史 | 68 | 1:37'18.833 | 9.954 | 1'08.633 | |
9 | 62 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | 嵯峨 宏紀 | 68 | 1:37'19.803 | 10.924 | 1'10.501 | |
10 | 41 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 武藤 英紀 | 68 | 1:37'20.671 | 11.792 | 1'10.260 |
Fastest Lap
No. | TEAM | LAPTIME |
---|---|---|
32 | NAKAJIMA RACING | 1'08.633 39/68 194.299km/h |
クルマが本当に苦しい状態だったんです。グリップが全然なく、コントロールが大変でした。決勝に向けてセッティングを大きく変えたのですが、それがうまく作用しなかったですね。それでもチームがすごく頑張ってくれて、結果を残すことができました。僅差の中でなんとか耐えてしぶとく走ることができて良かったです。
終わってみるまでわからないというのがレースですが、6位という結果を残すことができて、最終戦の鈴鹿に向けて速さ的にはまだ足りないものがありますが、鈴鹿に向けてクルマは色々とやることが見えてきたので、頑張ります!