セットアップに苦しみ、15番手どまり
| 日付 | 2013年11月23日 |
|---|---|
| 天候 | 晴 |
| 気温 | 17℃ |
| 開催地 | 富士スピードウェイ |
| 路面状況 | ドライ |
2013年の全日本選手権スーパーフォーミュラ最終戦から2週間。今シーズン最後のレースイベントとなるJAF GP〜FUJI SPRINT CUP 2013〜が、11月23-24日、静岡・富士スピードウェイにて開催。スーパーフォーミュラおよびSUPER GTのイベント開催にあたり、両カテゴリーに参戦するKONDO RACINGではいつもより増して慌ただしいレースウィークを送ることになった。
気温はやや低いものの、青空が広がる快晴のコンディションに恵まれた土曜日の富士スピードウェイ。まずイベント初日の土曜日は、午前中に３０分のフリー走行枠が設けられ、11時55分から25分間の予選が行われた。午前中のフリー走行では手応えあるデータベースをもとにセットアップしてクルマを持ち込んだが、思うような手応えを得ることができずにセッションを終えることに。このため、予選に向けて僅かな時間の中で出来得る限りの対処を行い、安田選手をコースへと送り込んだ。
25分というセッションをフル活用し、タイムアタックだけでなく決勝を見据えた様々なセット確認など、次々とメニューを消化。タイムこそ1分23秒845と今ひとつ奮わず15番手に留まったが、決勝での飛躍を目標に粘り強く作業を続けた。
フリー走行では何が悪くてタイムが出ないのか、その原因が今ひとつハッキリしない状態でした。いいデータベースがあっただけに残念です。それでもチームではフリー走行終了後から色々と対策をしてくれたのですが、時間が足りず、予選では後方のポジションとなりました。正直ショックではありますが、レースでは力強い走りで頑張りたいと思います。
手応えがあった以前のデータが全く活かされなかったですね。データ上、良かった仕様でしたが、フタをあけてみたら全くうまくいかなかった、という状況です。なにが悪かったのか、その原因はクルマなのかコンディションなのか、セットアップの間違いなのか、まだはっきりとわからないので、予選でも決勝でキチンと走るためのテストを兼ねて色々と試しました。
予選結果
| Pos. | No. | TEAM | DRIVER | BEST TIME | DELAY | LAP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 39 | P.MU/CERUMO・INGING | 国本 雄資 | R 1'22.718 | 198.588km/h | 9 |
| 2 | 8 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | ロイック・デュバル | R 1'22.810 | 0.092 | 12 |
| 3 | 38 | P.MU/CERUMO・INGING | 平手 晃平 | R 1'22.829 | 0.111 | 10 |
| 15 | 3 | KONDO RACING | 安田 裕信 | R 1'23.845 | 1.127 | 13 |
チームとしての努力、ドライバーとしての頑張りがまだまだ必要だと感じた予選でした。他のチームとは異なり、基本的に1チーム1台体制ではどうしても収集できるデータにも限りがあります。その不足を埋めるためにみんな頑張ってはいますが、実力を出し切れていないのではないかという感は否めないですね。決勝はいつもしっかり走ってくれているので、どこまでポジションを上げてくるか楽しみにしています。