RACE REPORT

SUPER FORMULA

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第4戦 スポーツランドSUGO

一日目 予選(6月19日・雨/ウェット)

予選レポート

シーズン折返しのSUGO戦、予選は雨のアタックに

6月19日、宮城・スポーツランドSUGOにおいて、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の予選が行われ、KONDO RACINGの3号車山下健太選手は9位、4号車中山雄一選手が19位のポジションとなっている。

前回、第3戦オートポリスは激しい雨模様に見舞われ、レースらしいレースができないまま戦いを終えたKONDO RACING。SUGO大会は開幕から4戦目、ちょうどシーズン折返しとなるためチームとしては確実に結果を残して後半戦へいい流れを構築したいところだ。一方、今大会も予選日は朝からあいにくの雨模様。折しも東北地方はこの日に梅雨入りを迎えたばかりだった。そんな中、チームでは前戦で得たデータを参考に、特徴豊かなSUGOのコースに見合うクルマ作りに勤しんだ。なお、中山雄一選手は、未だ来日が果たせていないサッシャ・フェネストラズ選手に代わり、開幕戦から引き続き今回も4号車をドライブしている。

まず、午前中に行われた1時間30分にわたる公式練習では、路面コンディションを見極めながらセットアップを確認。残念ながらコンディションが回復しなかったため、終始、”雨ライン”での走行で周回を重ねることになった。また、セッション中もスピン、コースアウトする車両による赤旗中断も見られたが、セッション終盤には予選に向けてシミュレーションを行うなど、チームでは着々と準備を進めていった。その中で山下選手が1分19秒070で7番手、中山選手は1分21秒126秒のタイムをマークし、18番手の結果となっている。

ノックアウト予選Q1は、午後2時10分にスタート。なお、今回はQ2のアタック方式が変更され、Q1に続き、A、B組に分けての実施が公示されている。KONDO RACINGではA組に山下選手、B組に中山選手が出走。朝よりも気温が下がり19度、路面温度は20度のコンディションでセッションが始まると、山下選手はウェットタイヤを入念に温めてアタックラップへとアプローチした。1分21秒台後半から1周ごとにタイムを削ると、ラストアタックで1分21秒128をマーク、6番手につけてセッションを終えた。ところが、このあと別の1台がベストタイムを更新したことで山下選手は7番手となったが、Q2への進出は果たしている。

続いて午後2時30分からB組のアタックがスタート。中山選手は午前中のフリー走行で思うような走りができておらず、大幅にセッティングを変更して予選に挑むことになる。しっかりとタイヤに熱を入れてアタックを開始。だが、惜しくも変更したセットアップが奏功せず、裏目に出てしまい、タイムは1分22秒205留まりに。よってB組10番手となり、この時点で予選を終えることとなった。

一方、Q2のA組に出走を果たした山下選手。依然として水煙が高く上がる中、7分間のセッションに挑むと、計測3周目に1分21秒140、さらに翌周は1分21秒109と自己ベストタイム更新を果たして5番手へ。だがニュータイヤでのグリップ不足に悩まされており、存分なアタックはできずポジションは5番手に。結果、Q3進出可能な上位4位までにあと一歩及ばず、Q3への進出は果たせなかった。

アップダウンを含むコンパクトなレイアウトを持つSUGO。レース中はハプニングも多く、荒れた展開になることも珍しくない。それだけにKONDO RACINGの2台にもまだまだチャンスが残されている。天候の行方も気になるところだが、回復してドライコンディションでの開催になる見込みが高い。それだけに、心機一転、ふたりのドライバーの躍進にも注目したいところだ。

公式予選記録

Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 Q3
1 19 carenex TEAM IMPUL 関口雄飛 1’19.782 1’20.791 1’19.231
2 6 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 牧野任祐 1’19.306 1’19.732 1’19.274
3 39 P.MU/CERUMO・INGING 阪口晴南 1’19.835 1’19.046 1’19.445
9 3 KONDO RACING 山下健太 1’21.128 1’21.109
19 4 KONDO RACING 中山雄一 1’22.205

参加台数:19台 出走台数:19台

二日目 決勝(6月20日・晴れ/ドライ)

決勝レポート

快晴のSUGO。決勝は厳しい結果に

予選日は終日雨に見舞われたスポーツランドSUGO。だが、第4戦の決勝日を迎えた6月20日は天候が回復。一転してドライコンディションとなり、時折強い日差しが照る中で戦いが繰り広げられた。KONDO RACINGでは、9位スタートの3号車山下健太選手、19位スタートの4号車中山雄一選手がともに厳しいレースを強いられ、山下選手が14位でチェッカー。一方、中山選手は残念ながらリタイヤに終わっている。

雨が上がった決勝日のSUGO。午前9時からのフリー走行開始時には前日の雨がまだコースに残っていたが、ウェットタイヤではなくスリックでの走行が可能なコンディション。このため、各チームは決勝に向けてセッティングの確認に勤しむこととなった。その中で山下選手は手応えを得る状況で8番手に。また、中山選手はセットアップを重ねる中で18番手のタイムをマークした。

午後1時30分、気温24度、路面温度34度と急激に数値が上昇する中、フォーメーションラップを経て53周の戦いが始まる。山下、中山両選手はスタートをしっかりと決めて1コーナーへ。ところが山下選手はタイヤのグリップ感を得られず、瞬く間に後続の車両に迫られて逆転を許し3ポジションダウンの12位、一方の中山選手は3台を抜いて16位でオープニングラップを終える。

明暗分かれる幕開けとなったが、ともに悩まされたのは、タイヤのグリップ感。望むフィーリングとは大きくかけ離れた状態のまま、ひたすら我慢の周回を続けることになった。レースは10周を過ぎるとルーティンのピットインが可能となり、これに合わせてポジションの変動が見られるようになる。その中でKONDO RACINGはまず、20周を終えた時点で中山選手がピットへと飛び込み、タイヤ交換を済ませてコースに復帰する。逆に山下選手は、タイヤのグリップ感不足を踏まえ、仮に早めにタイヤ交換をすれば終盤の走行がさらに厳しくなることを懸念。結果、遅めのピットインを予定して周回を重ねて行った。

レースは27周を終えて全19台のうち17台がピットインを終了。山下選手は2番手で周回を続けていたが、すでにタイヤ交換を済ませた他車が背後に詰め寄り、逆転を許してしまう。この状況を受け、チームではピットインを決断。33周終わりでタイヤ交換を行った。フレッシュタイヤでコースに向かった山下選手。前半とは異なりタイヤがしっかりとグリップし、それを証明するかのような速さあるパフォーマンスを披露する。アウトラップ走行中に後続車に逆転を許したため、14番手からの追い上げとなったが、確実にタイヤが温まると36周目にはレース中の自己ベストタイムとなる1分07秒965をマーク。その後もポジションアップに向けて終盤戦へと向かう中で幾度となく前方車両とのバトルを繰り広げたが、逆転の決定打に欠けることとなり、ポジションキープのままチェッカー。14位で戦いを終えた。

レース折返しを前にタイヤ交換を済ませていた中山選手。30周を過ぎると後続車両とのバトルが続き、攻防戦を展開する。だが、35周の1コーナーで横並びとなった後続車両と接触。これでフロントウィングを損傷したため、ピットへとクルマを戻した。早急にスタッフはフロントノーズを交換、応急処置で中山選手をコースへと送り出したが、接触によって足回りも傷めてしまったようで万事休す。安全を考慮し、36周の時点で惜しくも戦列を離れることとなった。

第3戦からのインターバルを最大限活用し、入念な準備をもって今大会に挑んだKONDO RACING。だが、予選日の雨、そして決勝日の急激なコンディション変更などが味方せず、消化不良のまま戦いを終えるという悔しい結果に終わった。次戦、もてぎ大会に向けてデータの見直しなどあらゆる面において策を講じ、後半戦の3レースでしっかりと反撃の一矢を報いたいところだ。

決勝結果

Pos. No. TEAM DRIVER TIME/DIFF LAPS Best Time
1 5 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 福住仁嶺 1h01’37.328 53 1’08.065
2 64 TCS NAKAJIMA RACING 大湯都史樹 3.746 53 1’07.279
3 19 carenex TEAM IMPUL 関口雄飛 5.214 53 1’08.277
14 3 KONDO RACING 山下健太 31.802 53 1’07.965
4 KONDO RACING 中山雄一 17 Laps 36 1’08.799

参加台数:19台 出走台数:18台
規定周回数 53Laps

FASTEST LAP

No. TEAM LAPTIME
16 Tomoki Nojiri/MUGEN 1’08.799

PHOTOギャラリー

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