RACE REPORT
SUPER GT GT300
第1戦 岡山国際サーキット
一日目 予選(4月11日・晴れ/ドライ)
予選レポート
新コンビで迎えた初予選は、8位スタートに
4月11日、2026年のSUPER GTが岡山国際サーキットにおいて開幕。シーズン最初の予選でNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rは8番手を獲得。シリーズチャンピオン奪還に向けて、好スタートを切った。
今シーズン、KONDO RACINGではドライバーコンビネーションを変更。2020年からKONDO RACINGのGT300クラスで奮闘するベテラン、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手と、新たに木村偉織選手がタッグを組んで、2022年以来となるタイトルを目指す。近年、さまざまなFIA-GT3車両が参戦するGT300クラスは文字通り”百花繚乱”の戦いをしており、GT500クラスとはまた一線を画した魅力がある。そのなかで表彰台を目指す戦いは年々タフになっており、予選〜決勝を通じて、速さはもちろんレースを構築する強さ、戦略においても高いスキルを要するようになっている。タイトルを再び手にするためには、緻密でクレバーな戦いをしなければならない。チームとしては、オリベイラ選手と木村選手による新たな”化学変化”を期待したいところだ。
搬入日は冷たい雨が降っていた岡山国際サーキット。だが、予選日は朝から日差しに恵まれ、気温も緩やかに上昇する。まず、朝の公式練習でNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rは7番手につけており、午後からのノックアウト予選ではまずQ1に木村選手を送り込むことになった。
チームでの初予選を迎えた木村選手はQ1・B組に出走。1分26秒036のタイムで6番手でQ2進出を果たしてみせた。そのバトンを受け取ったオリベイラ選手は1分25秒422を刻んで8番手に。安定した速さを武器に、決勝では表彰台獲得も視野に入れ、さらなるポジションアップを目指した。
公式予選記録
| Pos. | No. | TEAM | DRIVER | Q1(ベストタイム) | Q2(ベストタイム) | SW |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 777 | D’station Racing | 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ |
1’25.431 | 1’24.561 | |
| 2 | 2 | HYPER WATER Racing INGING | 堤 優威 卜部 和久 |
1’25.668 | 1’24.823 | |
| 3 | 31 | apr | 小高 一斗 小山 美姫 |
1’25.725 | 1’25.228 | |
| 8 | 56 | KONDO RACING | J.P.デ・オリベイラ 木村 偉織 |
1’26.036 | 1’25.422 |
Q1 A Gr. Start Time 14:00:00|Finish Time 14:10:00Q1 B Gr. Start Time 14:18:00|Finish Time 14:35:00Q2 Start Time 15:14:00|Finish Time 15:24:00Q1 B Gr. Red Flag: 14:23:29~14:29:00
二日目 決勝(4月12日・晴れ・曇り/ドライ)
決勝レポート
落ち着かないレース展開で14位入賞
前日よりさらに強い日差しが照りつけた決勝日。岡山国際サーキットは、春の陽気というより、もはや初夏のような天気に恵まれた。
午後1時30分のスタートを前に開幕戦ならではのイベントが続き、サーキットは高揚感に包まれた。スターティンググリッドに並べられたNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rに乗り込んだのは、木村選手だった。チームとともに戦う最初のレースで緊張したか、オープニングラップでポジションをひとつ落とし、9番手からの追い上げを開始する。
タイヤが温まり、速いペースで周回し始めると、木村選手は前方の車両を追い立てる。が、激しいポジション争いのなかで勢い余ったか、ダブルヘアピンと呼ばれるホッブスコーナーで接触が発生。このタイミングで6番手にポジションアップしたものの、のちにドライブスルーペナルティが課されることに。結果、33周終わりでこのペナルティを消化し、37周目にあらためてドライバー交代のためにピットへと帰還した。なお、ピット作業ではタイヤ交換でのミスが出てしまい、タイムロス。セカンドスティントを託されたオリベイラ選手は、コースに向かうと、18番手からの猛追を開始した。
コース上ではGT500クラス車両が随所に走り、コンパクトな岡山のコースを理想的なペースで周回することは至難の業。前を走る車両との差は僅かであっても逆転するのは容易くない。だが、オリベイラ選手は高い集中力で42周目に1台、さらに55周目にも1台と激走を見せてポジションアップ。その後も2台を抜き去り、最終的には14位でフィニッシュ。入賞を遂げて貴重なポイント獲得を果たしている。
速さあるパフォーマンスを見せていただけに、ペナルティやピットでのタイムロスにより上位入賞の好機を逃したことはチームとして悔しい限り。これからの戦いに向けて気持ちを切り替え、次戦の富士では手堅く力強い戦いを披露したい。
決勝結果
| Pos. | No. | TEAM | DRIVER | TIME/DIFF | LAPS | SW |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 777 | D’station Racing | 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ |
1’27.157 | 77 | |
| 2 | 2 | HYPER WATER Racing INGING | 堤 優威 卜部 和久 |
7.325 | 77 | |
| 3 | 31 | apr | 小高 一斗 小山 美姫 |
1 Lap | 76 | |
| 14 | 56 | KONDO RACING | J.P.デ・オリベイラ 木村 偉織 |
1 Lap | 76 |
ファステストラップ : No.777 T.Fujii 1’27.157 2/29Lap (152.952km/h)
| No. | TEAM | LAPTIME |
|---|---|---|
| 777 | D’station Racing | 1’27.157 2/29Lap |













