RACE REPORT

SUPER GT GT300

第3戦 鈴鹿サーキット

一日目 予選(5月28日・晴れ/ドライ)

予選レポート

タフな条件下で、3 位表彰台を掴み取る力走を披露

シーズン第 3 戦目を迎えた SUPER GT。序盤戦の戦いは、三重・鈴鹿サーキットが舞台となる。SUPER GT GT300クラスに参戦する KONDO RACING の No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R は、サクセスウェイト 66kg というタフな条件にも関わらず予選 3 番手からスタート。荒れた展開となった決勝でも、安定感ある走りと緻密なレース戦略を味方につけ、3 位でチェッカー。さらにポイントを計上し、引き続きランキングトップでシーズン序盤戦を終えている。朝の公式練習時から好天に恵まれ、日差しが降り注いだ鈴鹿サーキット。気温 28 度、路面温度は 38 度と初夏のコンディションでのセッションとなり、チームでは午後からの予選に向けて、上昇するであろう気温を意識しながらのクルマ作りに努めた。公式練習を終えた時点で No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R は 3 番手のタイムをマーク。午後からのノックアウト予選では Q1・A 組に出走し、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手がアタックを担当した。一旦 2 番手タイムをマークし、このままチェッカーを迎えるかに思われたが、最後の最後にトップタイムを更新する車両が現れ、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R は 3 番手で Q1 を通過。サクセスウェイトをものともしない力強さをしっかりアピールすることとなった。

続く Q2 には藤波清斗選手が登場。気温は朝と変わりなかったが、路面温度に至っては 43 度まで上昇。コンディションに見合うタイヤ選択はしたものの 66kg のウェイトという”足かせ”も影響し、藤波選手が刻んだタイムは 1 分 57 秒 480。5 番手でチェッカーを受けた。だが、セッション中に走路外走行をした 2 番手の車両においてベストタイムが抹消され、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R は 4 番手に。さらに、再車検を受けたトップ車両が地上最低高違反で不合格となり、タイム抹消のペナルティ。結果、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R は予選 3 番手を手に、翌日の決勝へ挑むこととなった。

公式予選記録

Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 SW
1 7 Studie BMW M4 荒聖治
近藤翼
1’57.179 1’56.743
2 96 K-tunes RC F GT3 新田守男
高木真一
1’56.743 1’57.415 8
3 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 藤波清斗
J.P.デ・オリベイラ
1’57.415 1’57.480 66

Q1 A組  開始:14:55’00 終了:15:05’00
Q1 B組  開始:15:13’00 終了:15:23’00
Q2 開始:15:48’00 終了:15:58’00

二日目 決勝(5月29日・晴れ/ドライ)

決勝レポート

56 号車 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 3 位

決勝日は前日よりさらに初夏を感じさせる厳しい暑さに見舞われる。一方、決勝直前のウォームアップ走行中にクラッシュを喫した車両が出たため、決勝のレーススケジュールが 10 分遅れとなる。

午後 2 時 40 分の時点で、気温は 30 度、そして路面温度は 50 度まで上昇。難しいコンディションの中で集中力を高めて戦うことが求められる一戦は、まず藤波選手がスタートを担った。ポジションキープでオープニングラップを終えた藤波選手。逆バンクのコース脇に停止した車両を移動させるため、3 周目にFCY(フルコースイエロー)が導入された。4 周目に解除されるとすぐさま前方の 96 号車 RC F GT3 を追い立て、背後からプレッシャーをかけ続ける。さらに、レース 10 周目のシケインで 1 台がクラッシュしたことを受け、セーフティカーがコースイン。これで再び 96 号車との差を縮めたが、なかなか逆転には至らない。逆に 96 号車が一足早くルーティンのピットインを行ったことから、この攻防戦には終止符が打たれた。

No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R がピットインを行ったのは、23 周終わり。オリベイラ選手へとスムーズにスイッチし、コースへ復帰した。一方、その直後には 2 回目の FCY が導入。解除後には 4 番手でレース後半に向かう。この時点でトップ 3 の車両は、リアタイヤ 2 本のみ交換や FCY を巧みに利用したピット戦略を採ったりと三者三様のアプローチで戦っており、百戦錬磨のオリベイラ選手をもってしてもどう攻略するのが良いのか難しいところ。その中で好機が巡ってきた時に相手を攻略できるよう、粘り強く背後からプレッシャーをかけつつ周回を重ねていくことになった。レースは 39 周を迎える中でヘアピンでの接触事故を受けて 3 度目の FCY が導入、その直後に SC ランへと切り替わる。これにより、結果として残り 9 周でのスプリントレースさながらの激戦が再び始まり、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R に再びポジションアップのチャンスが到来。リスタート時に 2 番手を走る車両がシケインでオーバーランし、ポジションダウンしたことで 3 位へ浮上することになった。さらにオリベイラ選手は、チェッカー目前まで前方の 5 号車 86 MC を追い立てる力走。惜しくも逆転はならなかったが、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R は 3 位でチェッカーを受け、11 ポイントを獲得。トータル 33 ポイントでランキングトップをキープする結果を手に入れた。2 ヶ月という長いインターバルに入る SUPER GT。次の舞台はシーズン 2 度目の富士スピードウェイ。第 2 戦ではアクシデントが重なり、450km の長距離レースを消化するには至っていない。

次戦は真夏の厳しい戦いとなるだけに、インターバルを最大限活用して着実に準備を進め、チーム一丸となりチャンピオンシップを意識した”賢い”レースを目指す。

決勝結果

Pos. No. TEAM DRIVER TIME/DIFF LAPS SW
1 7 Studie BMW M4 荒聖治
近藤翼
1:57’34.344 49
2 5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 冨林勇佑
平木玲次
9.612 49
3 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 藤波清斗
J.P.デ・オリベイラ
9.883 49 66

ファステストラップ : 2’00.677 No.87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3/坂口夏月
黒白旗提示 No.55 木村偉織

No. TEAM LAPTIME
87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3 2’00.677

PHOTOギャラリー

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